ジャンプ
自分の膝を曲げ、瞬間的に踵に力を入れ、一気に地面を蹴り出す。
宙に浮いたら身体を引き上げる。
できるだけ長く地面から離れ、大げさに言えば空を飛んでいる時間を楽しむ。
跳ぶよりも飛ぶに近い
そんなジャンプをするのが好きだった。
自分の誇りだった。
地面に両足を着いた時まで芸術的に決まると、必殺技が完結した時のように体中にしてやったり感がみなぎる。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプだけは自分の武器だと思っていた。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプをするだけで存在を確立しているように思えた。
ジャンプ
ダンス部に後輩が入ってきて、一日目で自分のジャンプを抜いた。
うそかと思ったら本当にそれはそれはいとも簡単に抜いた。
やがて、それ以外のダンス技術もすべて抜かれた。
自分の武器は案外どこにでも売られているものなんだと知った。
それでも僕はジャンプが好きだった。
それでも僕にはジャンプしかなかった。
どこまでも飛んでいたい
嫌なことあっても、胸が高まっても、自分を嫌いになりそうでも、
ジャンプをすることで自分を落ち着かせることができた。
あれから10年。
身体は老いた。
驚く程に踊れなくなった。
飛べなくなった
ジャンプ
藁にもすがりたい思いで飛んでは見るけどやっぱりおじさんの身体になっていた。
かつての後輩とは天と地ほどの差ができた
それはそのままジャンプの高さの違いといえる
もう一度言おう
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプだけは自分の武器だと思っていた。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプをするだけで存在を確立しているように思えた。
誇りは捨てない
ジャンプは作品に入れよう。
おじさんなりのジャンプをしよう。
世界中に笑われたとしても、自分の武器はいつまでも一緒だ。
老いたとしたら、ともに老いていこう。
僕は少しでも長く空に居たかった。
過去形にしない
高く跳べなくても、それはそれは記憶に残るジャンプをしよう
努力をしよう
飛ぼう
跳ぼうじゃなく
飛ぼう
みてろよ、
地面に近い鳥でも空を見せられることを教えてやろうじゃないか
自分の膝を曲げ、瞬間的に踵に力を入れ、一気に地面を蹴り出す。
宙に浮いたら身体を引き上げる。
できるだけ長く地面から離れ、大げさに言えば空を飛んでいる時間を楽しむ。
跳ぶよりも飛ぶに近い
そんなジャンプをするのが好きだった。
自分の誇りだった。
地面に両足を着いた時まで芸術的に決まると、必殺技が完結した時のように体中にしてやったり感がみなぎる。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプだけは自分の武器だと思っていた。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプをするだけで存在を確立しているように思えた。
ジャンプ
ダンス部に後輩が入ってきて、一日目で自分のジャンプを抜いた。
うそかと思ったら本当にそれはそれはいとも簡単に抜いた。
やがて、それ以外のダンス技術もすべて抜かれた。
自分の武器は案外どこにでも売られているものなんだと知った。
それでも僕はジャンプが好きだった。
それでも僕にはジャンプしかなかった。
どこまでも飛んでいたい
嫌なことあっても、胸が高まっても、自分を嫌いになりそうでも、
ジャンプをすることで自分を落ち着かせることができた。
あれから10年。
身体は老いた。
驚く程に踊れなくなった。
飛べなくなった
ジャンプ
藁にもすがりたい思いで飛んでは見るけどやっぱりおじさんの身体になっていた。
かつての後輩とは天と地ほどの差ができた
それはそのままジャンプの高さの違いといえる
もう一度言おう
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプだけは自分の武器だと思っていた。
自分のどこにも誇りをもてなかったが、ジャンプをするだけで存在を確立しているように思えた。
誇りは捨てない
ジャンプは作品に入れよう。
おじさんなりのジャンプをしよう。
世界中に笑われたとしても、自分の武器はいつまでも一緒だ。
老いたとしたら、ともに老いていこう。
僕は少しでも長く空に居たかった。
過去形にしない
高く跳べなくても、それはそれは記憶に残るジャンプをしよう
努力をしよう
飛ぼう
跳ぼうじゃなく
飛ぼう
みてろよ、
地面に近い鳥でも空を見せられることを教えてやろうじゃないか

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