日頃のあれこれ

日頃の思いやマンション管理について書いてみます もうすぐ禁煙も11年を迎えます。

声なき声

2006年02月15日 | マンション管理
マンションも大きくなると、運営側はどうしても、事務的・官僚的になりがち。
そこに大きな落とし穴があると思う。

マンションには、それこそ老若男女実にいろいろな方が住んでいる。
そこで統一意思は作りにくいので、何とか、多数決で説得していくしかない。
そこには「リーダーシップが存在してはいけない」ということをいう人すらいる。

では、何か決めるとき、どうやるか、リーダーシップなしで決めていくとなると
ひたすら長い時間がかかる。たとえば、管理組合の理事長を決めるときなど
まさに長い長い時間がかかる。いかにして逃げるかを考える人が多い。
見ていると悲しくなる位、嫌がる。リーダーシップなど探してもない?

そういう中にいて、じゃあ、俺がという方が出てきてくれるとほっとする。
しかし、そのうちそれが独裁に変化しないという保証もない。

しかしこれらは、まだ、表舞台でのゴタゴタ、本当に声なき声、つまり
表に出てゴソゴソしない、たとえばある年齢層より上のご家族などや
子供さんが小さくて出ようにも出られないご家族など、こういう方に
思いをはせながら、何かを決めていくようにしないと、目に見えない不満が
たまっていって、いつの日か、爆発するかもしれない。

難しいのはバランスであろう、上記のことをあまりに意識しすぎると、
活動が萎縮するし、かといって意識しないと暴走する可能性が
あるし、そういう危ういバランスの中で活動しているのだということは
大マンションで理事会活動などするときには常に意識しておかなければ
いけない最初の事柄かもしれない.

どうすればいいか?、どう考えればいいのか? 
明確な答えはないと思うが、今までの経験から、「どちらかというと社会的弱者」
に入る人たちへの対応を良く考えて、そこからスタートするようにしたら間違いが
すくないかもしれない。


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