愛は添えるもの

「自分は誰からも愛されん。」と思うのならそれはお前の愛が足りぬのかも知れぬぞ。

愛をくれくれと貪る様に欲しても誰もくれぬぞ。自分を愛して欲しければまず自分が人を大切に思い愛情を持って接する事ぞ。相手の気持ちを考えて発する言葉には一言一言に愛の魂が籠りそれが相手に伝わるものぞ。相手の事を想い損得勘定無しに動く様は相手にとっては信頼と愛そのものである。

しかしながらいくら愛を持ってといえど愛を押し付けられれば相手は重く感じ逃げたくなる。自分が良かれと思うても受け取る相手が同じ思いとは限らん。

愛は与えるのではなくあくまでそっと添えるのである。添えるとはさりげなくすると言う事ぞ。不思議なもので自分が周りに気を配り愛を振りまくと今度は相手が自分を大事にして今度は愛してくれる。愛して欲しければお前次第なのであるぞよ。