恩は誰かに返す

誰にでも辛い事、悲しい事やイヤな事は必ずやって来る。八方ふさがりで先が見えん時に誰かに助けてもらえたらこれ程嬉しき事は無いと思う。その心優しき助けのお陰で自分が救われ立ち直りまた前を向いて歩いて行けるのである。

助けてもろうた者にいつか恩を返そうと思うてもなかなか機会に恵まれず「いつか、いつか」と思う事もあろうが受けた恩をその者に直接返す事が出来んでも目の前に助けを必要としている者がおればその者達に返せば良い。それで恩をくれた者に恩を返す事になるのである。お前が助けた者がいつかまた別の誰かに恩を返せば良い。それで世界は回っているのだから。