物事は心眼で観る

世は情報社会である。知らぬ事は指1本で色々な事がわかり、遠くにおる者や知らぬ者とも簡単に知り合う事が出来る結構な世になった。

迷いが出て来た時も色んな条件を入力して調べれば解決のヒントが得られたり専門家を見つける事も出来る。しかしながら目に見える事ばかりに頼っておっても真の心の迷いは消えんものぞ。

物事を条件がらめで選んでも自分がしっくり来るとは限らん。ほんに合う物合う人は条件を取っ払い自分の心眼で観れば自分に合っている物(者)がわかり進む道が見える。条件が悪くても合っている物(者)はムリ無く長続き致すもの。自分に合っている場、事をやっておれば自然に心の迷いは無くなるものぞ。

自分に合っているとは好きか嫌いかやり易いかやりにくいかムリが有るのか無いのか等至って単純なものである。人がいくら良いと言うても自分がしっくり来なければそれは合わんと言う事である。

迷った時に自分の心が「これだ」と申すものを選べばそれで良し。他人に相談致す時でも自分の心の答えは案外既に出ておるものぞ。自分で選んだからこそ頑張れるし責任も持てる。成功したければ心を落ち着かせいらぬ事を考えずどちらに心惹かれるかじっと感じる事ぞ。