南房総館山・なぎさの自然詩

大潮の館山湾


今日10/21は大潮で干潮は10:57と23:20です。色々と用事を済ませて海岸へ出掛けようとしたら、午前中の干潮時間になりました。
海岸では潮が引き普段海中にある磯が現れていました。


磯の潮溜まりにいたナマコ。写真の右側から触手の様なものを出していて、少しずつ右に移動していました。ナマコを初めて見ましたが、ゆっくりと動く様子がとても愛嬌がありました。


大潮なので普段海水で隠れている所も潮が引き、砂浜がいつもよりも広くなっています。そこになんとイルカの耳骨がポツンとありました。
今まで拾った耳骨は裏側を向いて落ちていたので、なんだか不思議です。自分のイメージする耳骨の漂着イメージは表側だったので理由が知りたいと思いました。


耳骨の表側を見てみると白い石灰質のようなものが付いていて、長い時間海中にあったことが想像でき、いつ頃のイルカでどんなイルカなのだろうとか色々と興味は尽きません。


そしてこちらはクジラの椎骨。
棘突起が摩耗して無くなっていますが、特徴的な形をしています。


既に死んでしまって打ち上がっていたピンク色をしたこの生き物は初めて見ましたが、イソアワモチかなと思って調べてみました。するとウミウシやヒラムシにピンク色をしたものがありましたが、なんという生き物なのかははっきりと分からなくて、じっくり探してみたいと思います。


空には縞々の雲。
今日は鯨類の耳骨と椎骨と鯨類づくしだったので、生きている鯨類に会いたくなりました。いつでもイルカを見られるようにと双眼鏡を持って歩いているのですが、まだ出会えていません。でもいつかきっと…。




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