南房総館山・なぎさの自然詩

海浜植物の紅葉

12月とは思えないくらい暖かな日射しの海岸では、少し歩いただけで体もポカポカしてきます。
ポカポカ陽気の海岸ですが、海浜植物を見ると冬支度を始めているようです。

赤く色づき始めていたハマボッス。
この時期のハマボッスは砂浜に張り付くような感じで放射状に葉を広げていました。
これをロゼットと呼ぶそうで、ネットで調べたところ、開花した花を上から見た形を図形化したもののことだそうでフランス語のバラが語源だと知りました。

そして砂丘の中で一際目立っていた赤色の葉はイワダレソウ。
その隣りにはハマヒルガオが黄色くなっていました。

更にハマボウフウは黄色い葉が緑色の葉に混じってちらほらと見られました。

赤くこんもりとしたのはケカモノハシです。

海浜植物の覆う砂丘ではハクセキレイが何か虫を捕まえたようでした。
よく見ると顔が黄色くて、まだ成鳥に成っていない幼いハクセキレイです。

少し離れた砂浜には親鳥と思われるハクセキレイがいたので、1羽だけまだ親離れ出来ていないのかもしれません。

ビーチコーミングではウニと微小貝を見つけました。
5cmくらいのヨツアナカシパンと5mm程のマメウニの仲間。
満潮時の打ち上げラインにはたくさんの微小貝が見られて、時間の許す限り探していました。


海岸で過ごす時間はあっという間に過ぎて、気付けば強い風が吹き始めていました。
ウインドサーフィンがその風に乗っているのが気持ち良さそうに見えました。









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