今日のビーチコーミングではイルカの耳骨を見つけました。
私のイメージしていたのは茶色だったので、想像よりもはるかに黒い色でした。
耳骨は別名では布袋石と呼ばれているようです。
耳骨のことを海棲哺乳類大全で調べたら「ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の耳小骨があり」、「小型ハクジラ類の頭骨を標本にする時、よく耳骨がぽろっと外れてしまうのだが、このように頭蓋骨から完全に独立する耳骨をもつのはハクジラ類だけである」とありました。
耳骨とは、どうやら三つの骨から出来ている事が分かりました。また、ハクジラ類とはシャチ、マッコウクジラ、ハンドウイルカ、スナメリなどが含まれるそうで、私の拾った耳骨はハクジラ類のものみたいです。
こんな感じで海岸に打ち上がっていました。
これを見たとに「耳骨だ!!」と嬉しくて一人静かに大興奮していました。
同じ海岸で耳骨に似ている石も拾いました。もしかしたら耳骨に泥の固まったものが付いたのかもしれないと思いました。
耳骨に似ている石です。
この中に耳骨が隠れているかもしれないと思うとワクワクしてきます。
そして石を少しずつ削り進めましたが耳骨は現れず、結局二つに割れてしまいました。
耳骨ではありませんでしたが、ワクワクしてとても楽しい作業でした。
台風後の大潮の時は珍しいものに出会える確率が高そうな感じがします。