南房総館山・なぎさの自然詩

ヤギとビン玉



自宅から車で出掛けた先の海岸は真夏を思わせる日射しと暑さでした。
同じ南房総でもこれほどの気温差があるのかと驚きました。
海岸へ着くと潮風が心地良く海と空が真っ青です。
早速ビーチコーミングしながら歩くとヤギ(サンゴの仲間)がありました。
満潮時の波打ち際よりも、もっと高い位置に打ち上げられていました。
おそらく前回の大潮時の満潮線だと思われます。



同じラインには孵化後のネコザメの卵の殻もありました。
波打ち際近くに打ち上げられていた流木とネコザメの卵を一緒に並べてみました。
この流木には白いエボシガイが着いています。



更に一番嬉しかったのはこのガラス浮きです。
ガラス製の浮き玉はビン玉とも呼ばれています。
綺麗な青色のガラスでしたが少しひびがあり、中に少量の海水が入っていました。
海岸に打ち寄せたり離れたりしている内に岩などに当たってしまったのかもしれません。



海岸で出会ったイソヒヨドリのメス。
嘴を少し上に向けたポーズをとる事が多い気がするのですが、この素振りが個人的に好きです。
この時は美しい囀りは聞くことが出来ませんでしたが、近くに降り立ったので、体の模様がよく見えて綺麗でした。



タンポポに似た黄色い花が太陽に照らされて真夏の様な雰囲気の海岸でした。
今年は暑い日と寒い日が極端でかなり戸惑いますが、海岸でも少しずつ秋が深まってきていました。


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