「賀茂の古道を歩く会」通信

平成29年度に発足した「古道を歩く会」案内人からのお知らせページです。会は令和6年3月に解散しました。

重要なお知らせ! 明日の古道歩きは中止します。

2022年04月16日 13時42分57秒 | お知らせ
会員の皆様へ 今日予定していた古道歩きは明日に延期しましたが、先ほどその古道の周辺を見てきたところ、森も道もまだ濡れており、道の状態が良くないことが分かりました。案内人の判断では、明日が晴天になりましても道の状況は良くならないと思います。特に奥山田峠の東側にある湿地帯はほぼ歩けないと想像します。

したがいまして、今月4月の古道歩きは、涙を呑んで中止したいと考えます。申し訳なく存じます。

次回は5月の21日(土)予備日22日(日)に「風薫る棚田の風景~南伊豆町天神原から松崎町石部の棚田へ」を実施予定です。よろしくお願いします。
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明日17日(土)の古道歩きは、18日に延期します。

2022年04月15日 14時55分07秒 | お知らせ
会員の皆様にお知らせします。

本日は予想以上に雨が降りましたことから、明日歩く予定の奥山田峠の古道は状態が悪くなっていると考えられます。
今年度の実施ガイドライン「前日に雨が降ったら、実施は延期」に従いまして、明日17日(土)の古道歩きは18日(日)に延期いたします。

18日に実施するか否かは、明日の天気と予報の降水確率によって決定したいと思います。どうぞご理解のほどお願い申し上げます。
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最新情報! 4月15日現在の参加予定の皆様です

2022年04月13日 07時00分12秒 | お知らせ
おはようございます。

4月15日朝までに、次のような参加か否かのご連絡をいただいています。

・4月16日(土)に参加予定 7名様

 ①高橋様 ②田中様 ③宮川様 ④稲葉様 ⑤遠藤様 ⑥鈴木様 ⑦案内人鈴木



・4月17日(日)に参加予定 7名様

 ①高橋様 ②田中様 ③宮川様 ④稲葉様 ⑤遠藤様 ⑥鈴木様 ⑦案内人鈴木

・ご欠席は2名様 総計9名様

ご参加表明ありがとうございました。どうか今月の古道歩きが実施できますように…!
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令和4年度第1回「南伊豆町の姫古道を歩く」の計画です 4/10朝更新しました(赤文字の部分)

2022年04月08日 20時41分52秒 | お知らせ
1 日時 令和4年4月16日(土)予備日17日(日)8:30~13:00

2 集合 南伊豆町下賀茂「道の駅下賀茂湯の花」 奥の駐車場に8:30までにおいでください。

3 日程 集合8:30「道の駅湯の花」(トイレ有り)→ミーティングと体操→8:40出発→9:20南伊豆町立南中小学校(トイレ有り)→10:00奥山田峠10:10→10:50日野(ひんの)→11:30青野川ふるさと公園(トイレ有り)11:40→12:10道の駅下賀茂湯の花トイレ有り<昼食とミーティング>12:45→13:00解散

4 持ち物 ・リュック  ・弁当  ・飲み物  ・行動食  ・簡易医薬品  ・ハンカチ  ・ティッシュ  ・ビニル袋3枚  ・雨具     
・カメラ  ・財布  ・携帯電話

5 服装  ・長袖  ・長ズボン  ・帽子  ・ハイキングに適した靴  ・手袋  ・マスク

6 その他

(1)集合場所の「南伊豆町 道の駅「下賀茂湯の花」への生き方(自家用車の場合)
  ①下田市から
   ・下田市駅付近→吉佐美→銭瓶峠→日野のセブンイレブンの信号を右折→5分間ほど走行すると左側に駐車場と販売所が見えます。

  ②松崎方面から
   ・松崎町→長八美術館→岩地→雲見→妻良→農協三坂支店の建物前交差点を直進→消防署前交差点を直進→5分ほど走って次の信号を過ぎると右側に駐車場が見えます。

(2)延期または中止の条件
  ①前夜の午後7時のNHKテレビ天気予報で実施日の午前0時から午後0時までの降水確率が30%以上と予報された場合
  ②前日に雨が降った場合

(3)このコースの難易度 「1易しい→5普通→10難しい」とした時の6程度 
   危険なところはほとんどありません。ちょっと距離が長いかな? という程度です。

(4)先日送付された実施要領の内容にしたがって、案内人鈴木の携帯電話に参加の有無をショートメールで知らせてください。

7 古道に秘められた歴史~なぜこの道が姫古道なのか?

「仲子姫とお安の哀史」
 今から400年ほど前の慶長時代のことです。京の都のお公家にある事件が起こり、関係一族に罰が下されました。お公家さんの娘、権典侍中院(ごんてんじなかのいん)仲子姫さまは伊豆に流され、新島を経て南伊豆町の二条という土地のある家で暮らすことになりました。姫は望郷の思いを切に抱きながら、遠い伊豆の空の下で年月を送りました。

 時は流れて14年後。ようやく公家にお許しが出たので、姫も刑が解かれ、京に戻ることになりました。姫は涙を流して喜んだことでしょう。
 ところで南伊豆で暮らすお姫様には、京から“お安(おやす)”という侍女がついてきていました。お安は自分と年の近い姫にとても親近感を持ち、熱心にお世話をするだけでなく、お姫様と心も一つになったように大切に思っていました。  
 しかしお安はその時、地元の若者と契りを交わした身重の体でした。お安はしかたなく赤ちゃんが産まれて落ち着くまではこの地に留まることにして、一度は二条で姫をお送りしました。だがやはり下田までは行ってお見送りしたいと思い、姫の歩いた後を一人、追いました。  
 二条から山を越え、下田を目指して歩くうち、お安は徐々に体の具合が悪くなりました。そしてとうとう青市の上組の沢を越えているときに倒れてしまい、動けなくなりました。
 まもなく村人に見つけられましたが、倒れたおやすの体には蚊や蟹がなりたかり、それを手で払うこともできずにいたそうです。村人達の厚い手当を受けたにもかかわらず、とうとうお安はお腹の赤ん坊と共に命をつなぐことができませんでした。  
 
 後年、この話を伝え聞いたお姫様は京から青市に子安神社を勧進し、村人達にお安の供養を託しました。20年ほど前までは上組の人たちの手によって神社の手入れやお祭りがされていたそうです。現在は、近くの三島神社に合祀されているそうです。

 今回は、このお安が歩いたと伝えられている古道を歩きます。峠の東側に湧水と倒れた竹が折り重なる部分があるので、そこだけ歩きにくいですが、それは古道歩きの楽しみとしてください。


 
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