令和5年に歩く最初の古道は、下賀茂と日野(ひんの)をつなぐ奥山田峠を越える「姫古道」のルートでした。
今回の参加は6名。南伊豆町下賀茂の道の駅「下賀茂」に集合して、会員の車で南伊豆町立南中小学校に移動しました。今回は、南中小学校→奥山田峠→日野→下賀茂→南中小学校の周遊ルートです。
旧校舎を取り壊して新校舎を建てる時に残して移築した玄関の部分をバックに集合写真を撮り、プール横の町道から古道に入りました。
入念に準備体操をして、出発ー!
こんなところに古道の入り口が? と思う所から入ります。
この古道の特徴は、高低差が少ないことです。会員さんたちをご案内する道は危険でない方がよいので、こういう古道へと目的地をシフトしつつあります。
さっそく古道あるあるが! 放置されて倒れた墓石です。
最初の上り坂をひいひい言いながら上っていきます。
しかし! 高低差が小さければ楽かというと、そうではありません。南伊豆町立南伊豆中学校の裏に出るまでの上り坂をクリアしたらそこからはほぼ平坦な道なのですが、行く手に待ち構えているのは、倒れた木や竹です。それらを踏み越えたりくぐったりして進むのが大変でした。
倒木地帯をふうふう言いながら抜けたら、次は放置竹林を抜けていきます。鋭い枝で目を刺さないように注意します!
出発して小一時間で、奥山田峠に到着しました。峠の手前に水が染み出している水源があるのですが、カエルの鳴き声みたいな音が聞こえるので、不思議でした。
峠にはお地蔵様が二尊、風に吹かれて佇んでいます。片方のお地蔵様には、首から上がありません。明治の廃仏毀釈運動によって破壊されたのかもしれません。
峠で休憩した後、さあ里へと下りましょう。
道は相変わらずこんな様子ですけど。
奥山田峠は、その名が示すように、峠のすぐ下まで田んぼが作られていた跡が見られます。そして峠の東には「ぽつんと一軒家」が廃屋になって残っています。家主の人はこんな山の中で田んぼで稲作をしながら暮らしていたのでしょうか。
放置されて朽ち果てた自家用車は、ミツビシ製のようです。あの一軒家の主が乗っていたのでしょう。
峠の直下からずっと続く山田の跡を見ながら里へ下ります。
牛を飼っている頃に餌にしていたというアオキの実が赤く色づいていました。
山道の部分から舗装林道に出ると、ハンターが乗ってきたらしき車が停まっていました。冬は2月13日まで猟期なので、猟師が鉄砲を持って猟犬と共に山に入っていることがあります。
ハンターは山の中で一般人と遭遇するのを嫌うので(←誤射するのを避けたいから)、冬の古道歩きはあまりよい条件下にないのです。事実、この20分後ぐらいに私たちが歩いてきた道の方から銃声が轟きましたから。
里に下りてから、畑仕事を頑張っている人に挨拶をして歩いてきます。
ようやく青野川ふるさと公園にて小休止しました。この公園は、駐車場とトイレと広い芝生広場があるので、日向ぼっこをするのによいところだと思います。
そこからは青野川沿いの遊歩道を歩いて、朝集まった「道の駅 下賀茂湯の花」へ戻りました。まもなく川沿いの河津桜が咲くので、また来れたらよいです。
そして、少し寒かったですが、そこの休憩舎でお弁当を食べながら、ミーティングをしました。
今回の古道歩きは難易度が1~10のうち5程度と見ていましたが、倒木が多いので、難易度を7ぐらいに格上げした方が良かったと思いました。(参加者6名)
今回の参加は6名。南伊豆町下賀茂の道の駅「下賀茂」に集合して、会員の車で南伊豆町立南中小学校に移動しました。今回は、南中小学校→奥山田峠→日野→下賀茂→南中小学校の周遊ルートです。
旧校舎を取り壊して新校舎を建てる時に残して移築した玄関の部分をバックに集合写真を撮り、プール横の町道から古道に入りました。
入念に準備体操をして、出発ー!
こんなところに古道の入り口が? と思う所から入ります。
この古道の特徴は、高低差が少ないことです。会員さんたちをご案内する道は危険でない方がよいので、こういう古道へと目的地をシフトしつつあります。
さっそく古道あるあるが! 放置されて倒れた墓石です。
最初の上り坂をひいひい言いながら上っていきます。
しかし! 高低差が小さければ楽かというと、そうではありません。南伊豆町立南伊豆中学校の裏に出るまでの上り坂をクリアしたらそこからはほぼ平坦な道なのですが、行く手に待ち構えているのは、倒れた木や竹です。それらを踏み越えたりくぐったりして進むのが大変でした。
倒木地帯をふうふう言いながら抜けたら、次は放置竹林を抜けていきます。鋭い枝で目を刺さないように注意します!
出発して小一時間で、奥山田峠に到着しました。峠の手前に水が染み出している水源があるのですが、カエルの鳴き声みたいな音が聞こえるので、不思議でした。
峠にはお地蔵様が二尊、風に吹かれて佇んでいます。片方のお地蔵様には、首から上がありません。明治の廃仏毀釈運動によって破壊されたのかもしれません。
峠で休憩した後、さあ里へと下りましょう。
道は相変わらずこんな様子ですけど。
奥山田峠は、その名が示すように、峠のすぐ下まで田んぼが作られていた跡が見られます。そして峠の東には「ぽつんと一軒家」が廃屋になって残っています。家主の人はこんな山の中で田んぼで稲作をしながら暮らしていたのでしょうか。
放置されて朽ち果てた自家用車は、ミツビシ製のようです。あの一軒家の主が乗っていたのでしょう。
峠の直下からずっと続く山田の跡を見ながら里へ下ります。
牛を飼っている頃に餌にしていたというアオキの実が赤く色づいていました。
山道の部分から舗装林道に出ると、ハンターが乗ってきたらしき車が停まっていました。冬は2月13日まで猟期なので、猟師が鉄砲を持って猟犬と共に山に入っていることがあります。
ハンターは山の中で一般人と遭遇するのを嫌うので(←誤射するのを避けたいから)、冬の古道歩きはあまりよい条件下にないのです。事実、この20分後ぐらいに私たちが歩いてきた道の方から銃声が轟きましたから。
里に下りてから、畑仕事を頑張っている人に挨拶をして歩いてきます。
ようやく青野川ふるさと公園にて小休止しました。この公園は、駐車場とトイレと広い芝生広場があるので、日向ぼっこをするのによいところだと思います。
そこからは青野川沿いの遊歩道を歩いて、朝集まった「道の駅 下賀茂湯の花」へ戻りました。まもなく川沿いの河津桜が咲くので、また来れたらよいです。
そして、少し寒かったですが、そこの休憩舎でお弁当を食べながら、ミーティングをしました。
今回の古道歩きは難易度が1~10のうち5程度と見ていましたが、倒木が多いので、難易度を7ぐらいに格上げした方が良かったと思いました。(参加者6名)