「賀茂の古道を歩く会」通信

平成29年度に発足した「古道を歩く会」案内人からのお知らせページです。会は令和6年3月に解散しました。

令和5年度の計画に向けて 3/19更新

2023年03月08日 21時53分02秒 | お知らせ
歩けるかどうかは別として、次のような古道のリストを作りました。これらの中から選んで令和5年度の古道歩きをご案内したいと思います。

(1)歩きたい古道 難易度<易しい→A・B・C・D・E→難>

  ①南伊豆町吉祥から下小野へ(南伊豆町)B
  ②大賀茂から一條へ地蔵様のある峠を越える(下田市)B
  ③稲生沢から大賀茂へ(下田市)B
  ④下田市諏訪から白浜へ(下田市)C
  ⑤南伊豆町吉祥から子浦へ(南伊豆町)C
  ⑥南伊豆町下流から下賀茂へ三条越え(南伊豆町)C
  ⑦下田市坂戸から箕作へ(下田市)C
  ⑧下田市落合から河津町谷津へ(下田市)C
  ⑨下田市蓮台寺から下田市大沢まで(下田市)C
  ⑩南伊豆町青市から一條へ(南伊豆町)C
  ⑪雲見から岩地へ村道を歩く(松崎町)D
  ⑫下田市岩下から大賀茂へ(下田市)※未探査
  ⑬松崎町の長九郎山に登る(松崎町)D
  ⑭南伊豆町子浦から落居口へ ころばし地蔵と三十三観音(南伊豆町)D
  ⑮南伊豆町一條から玄通寺跡を越えて稲生沢へ(南伊豆町)D
  ⑯下田市宇土金のヒトボシ地蔵を訪ねる(下田市)D
  ⑰松崎町岩科から大峠と小峠を越えて(松崎町)D
  ⑱西伊豆町一色から宝蔵院へ(西伊豆町)E
  ⑲南伊豆町青市から下田市田牛へ(南伊豆町)※未探査
  ⑳松崎町道部から岩地へ(松崎町)※未探査
  

(2)難度が高いため、歩かない古道

  ①下田市加増野から峠を越えて南伊豆町青野または一條へ(下田市)D
  ②西伊豆町大沢里から猫越峠へ地上げ坂を上る(西伊豆町)E
  ③西伊豆町猫越峠から大沢里へ下る(西伊豆町)D
  ④伊豆市大川端から二本杉峠を越えて河津町鍋失まで(河津町)E ※現在通行止め
  ⑤天城稜線歩道の古峠と中険業峠を見に行く(河津町)D
  ⑥天城の登尾に登って新山峠を下る(河津町)D


(2)訪ねたい史跡巡り<各3時間コース>

  ①白田と片瀬のサイの神を訪ねる(東伊豆町)
  ②稲梓椎原の野仏の道(下田市)
  ③風待ち湊、子浦を歩く(南伊豆町)
  ④松崎那賀の野仏の道(松崎町)
  ⑤西伊豆町仁科の鴨が池周辺を歩く(西伊豆町)
  ⑥坂と港の街、須崎を歩く(下田市)
  ⑦下田市白浜の戦争遺跡を訪ねる(下田市)
  ⑧西伊豆町白川の戦線工業の鉱山跡を訪ねる(西伊豆町)

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令和5年度の計画予定日

2023年03月08日 20時51分45秒 | お知らせ
4~6月と9~翌年1月は第3土曜日、2月は第2土曜日、3月は第1土曜日。予備日は翌日の日曜日 7・8月は休み

①4月15日(土) ②5月20日(土) ③6月17日(土) ④9月16日(土) ⑤10月21日(土) ⑥11月18日(土) ⑦12月16日(土) ⑧1月20日(土) ⑨2月10日(土) ⑩3月2日(土) 全10回
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南伊豆町の巨大産業遺産を訪ねる

2023年03月05日 05時54分05秒 | お知らせ
今年度5回目の古道歩きは、令和5年3月4日(土)に南伊豆町の大池から松崎町の岩科へ農業用水を引いた用水路の一部を見てきました。

大池は、蛇石火山によってできた湿地と言われていますが、昭和30年代まで田んぼを作っていたそうです。そのための作業小屋を建てて生活していた跡がところどころで見られます。

町から大池への道しるべはないので、案内する人がいないと行くのは難しいと思います。でも車があれば意外とアクセスしやすく、偉大な先人が残した農業遺産のすごさを目の当たりにすることができます。

今回はメンバー9人全員が集まり、わくわくする気持ちを胸に、南伊豆町天神原を目指しました。

林道脇に自家用車を置いて、ゆるやかな坂を下って大池へと歩いていきます。




大池の畔に建っていた農作業小屋は1階が倉庫で2階が居住のための部屋だった、という話を聞いたことがあります。


池尻へと歩いていきます。


石橋を渡り、水路へと向かいます。


小川から分岐した用水路跡を辿っていきます。


15分ほど水路跡を辿ると、北から下ってきた古道と合流します。その地点に小さな石橋が架けてあります。そういう小さな工作物を見つけるのも、古道歩きの一つの楽しみです。


用水はこのように岩の上を通る部分があるのです。ホントに驚くばかりです。


ようやく用水路の掘割りの部分に着きました。


見上げるような高い岩壁に、誰もが息をのんで歩きます。


この深い掘割りは、人の手で掘ったそのままの形を保っているそうです。


興奮が冷めぬまま、大池にもどって周囲を1周します。


作業小屋が建っていた跡には、陶器の欠片などが散乱しています。


大池の見学をした後、自家用車で石部の棚田に移動して、昼食をとりました。


この日は棚田のオーナーたちが集まって、田起こしの作業をしていました。


本日集まった最強メンバー。すでに令和5年度の古道歩きへの期待に胸を膨らませています。
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明日3月4日は実施できると思います。

2023年03月03日 19時37分40秒 | お知らせ
本日までに案内人鈴木の家の電話にどなたからも欠席連絡が来ていませんので、明日の古道歩きには5名以上が参加すると思います。また、明日の降水確率は10%程度のようです。

したがいまして、明日3月4日の古道歩きは、実施します。よろしくお願いします。

トイレの場所についてお知らせします。集合場所の天神原からゴールとなる石部の棚田まで、トイレは1か所のみです。それもゴールとなる棚田の管理棟にあるだけです。歩きながら休憩する場所には、トイレはありません。

その点を踏まえて、集合場所への道中、「トイレは見つけたら入る」を心がけてご参加ください。

では明日、お会いしましょう。
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