昨日の続き。諸元不明のフォトインタラプタを使ってみた。
左が取り出した状態のフォトインタラプタ。右がブレッドボードで使える様にしたパッケージで外光の影響を受けない様にアルミ板で囲ってある。
出来上がったパッケージでテストしたところ、フォトカプラ(リレー)代わりに使えると分かった。元々考えは同じ作りなので、使えるとは思っていたが正解だったのを確認した。フォトカプラだとICパッケージサイズになってしまい、求める機能が同じならこちらを使う方がスペースが半分程度で済むので反って都合が良い。
とりあえず発光部は5Vで330Ωを挟んで10mA程度にしてみたら、受光部では同じく5Vで使った場合はダイレクトで5mA流せた。この結果からチップトランジスタのベース電流としては充分過ぎる能力があるのでこれを使う事に決めた。まだ大雑把なテストしかしてないので何だが、発光部は1.7V辺りだと思われる。1.9Vを与えると点滅する様な電流の変化が発生するので実際は最初に予測した程度の1.2Vとかもっと下かも知れない。あとこれをリレー代わりに使うとトランジスタだけとは異なりこれ自体が電流を消費するので、このまんまだとシステム全体で+10mA程度余計に掛かる計算になってしまうのは残念だ。しかしシステム全体を5Vで省パーツ、省スペース、4ゲートを余力として確保、待機電流の大幅減少などメリットは多い。
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