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【電子工作】 明暗でスイッチング USB電源遅延タイマー その3 制作・完成

2025年01月29日 | 工作

今回は組み立てです。

 

部品はこちら。

 

① TC74HC14AP シュミットトリガインバータIC
② 出力用USBコネクタ / 出力切り替え用スイッチ
③ OMRON G5V-1 リレー / 逆起電流対策用ダイオード
④ 2SA1015 リレー駆動用 / 33kΩ 出力制御用1/8W固定抵抗器
⑤ 10V470μF 電解コンデンサ / 1MΩ 1/8W固定抵抗器x2 / ダイオード
⑥ CdS 光感知可変抵抗器 / 10kΩ+3.3kΩ 1/4W固定抵抗器
* 基板は9x9穴で切り出し / これ以外にエナメル線を少し
 1/4W固定抵抗器は、この抵抗値だとこれしか手持ちがない

 

 

部品は全て手持ちがあったので準備は出来た。と思ったら、基板にUSBコネクタ固定用の長い穴を開けないといけない。ついでに切り替えスイッチが奥まった場所になってしまうので足が長いのもあり少し上にあげるのに余りの基板を使い下駄を作る。更に仮組していく中でもう一列切り飛ばしても大丈夫と分かり、結局最小の9x8穴で基板を仕上げる。下の写真は9x9で仕上げて9x8へと切り飛ばす前のもの。

 

 

 

出来た。手前側の立っている1/4W固定抵抗器は二つ並べて上に延びるリードを繋ぐ事で抵抗器2つを2穴で処理。ICの青い点の見えない反対側の壊れた回路の足がコネクタと干渉するので切り飛ばした。0.1mm程の隙間はあるが一応アラミドテープで保護する。

 

 

裏側。はんだの団子盛り。w 右上角はUSBコネクタのケースを固定するのに穴を拡張したら銅箔が剥がれたので、余ったリードをぐるぐる巻いてはんだ盛りした。左下の黒いのは1/8W固定抵抗器を直列に繋いで熱収縮チューブでカバーしたもので、小さいから表面のスペース確保の為に移動出来て使い易い。右側のダイオードの上に銅色の比較的太いエナメル線をジャンパとして使用した。ダイオードの足がほぼ無い状態でのはんだ付け。熱は大丈夫なのかなーと。www

 

 

現状。結局最小サイズの9x8(26x22x17mm)で出来た。配線ミスがないかチェックしたりテスターで抵抗値などを見るが問題ないので、使わないUSBケーブルをちょん切って電源ポイントにはんだ付け。動作確認をした所、遅延時間が当初の16分から11分になっていた。設計時は 16V470μF だったのを 10V470μF にしたのが原因だろうか? 変更の理由は単にスペースの問題で、設計時はテスト用のパーツを使っていたから。まあこちらの電解コンデンサは取り外し品なので劣化しているのかもしれないけど。とりあえず遅延が機能しているのを確認。それと気になった点が1つある。3度ほど動作テストでOFFになるのを確認したが、電解コンデンサ付近が生暖かい感じがする。例の温度管理が~ってアレがモロに的中なんですけど。価格的には再利用品なども使ってるので200円未満でした。

 

 

 


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