まずこちら。(・v・
去年記事に質問が来てたのでその返事みたいな記事になりますが、自分の車でちょこちょこと遊んでるだけの素人DIYなので、もし車が壊れてもご容赦ください。(^v^;;
※【注意:知っていたらごめんなさい】パルス電流をICやトランジスタの駆動用に使ってしまうと信号強度が弱くなってしまうので、最悪の場合で車が壊れます。具体的には信号が0Vと5Vを行ったり来たりする事でデジタルな情報のやり取りが出来ているのですが、この電流は微弱なので他の回路に5V出力時の電流を消費してしまうと電圧が下がり正常なパルスが読み取れなくなり、エンジンの回転など以外にも調子がおかしくなってコンピューターがエラーを吐きます(実体験あり)。場合によってはエンジンが掛からなくなったり、車体制御関係も正常に機能しなくなり事故や故障の原因になりかねません。また現代の車両だとこの時のエラーがコンピューターに記録されて車検整備時などにチェックリストとして表示される事になり、余計な作業が増えて料金上乗せなんて事になる可能性もあるので扱いは要注意です。パルスは必ずシンク電流として扱いましょう。(・v・
上のリンクにある記事は質問者さんの要求よりも無駄な部分が多く、5V信号から12Vへ変換だけ出来たら良いっぽいので、あまり細かいところまで気にしないなら単純にコンパレータを使うのが一番簡単だと思います。
一応、秋月電子通商さんのサイトで扱う商品の取り扱いPDFからの引用になりますがこちらをご覧ください。
部品名はNJM2903Dになります。
コンパレータ回路が2つ組み込まれた8ピンのICチップで動作電源が2~36Vと広範囲であり、元々自動車用として使える様に開発されている部品になります。
入力信号も出力も電子回路で使う範囲の電流値なのと入力出力共に応用回路例でオープンコレクタとして扱われているのでご注意を。
ヒステリシス付き応用回路例を元に私が出来る範囲での簡単な回路の追加で見てみると以下の部品1つだけ追加で可能かと。コンパレータの電源に対する安定化やノイズ対策はそちらでお願いします。ECUから出ている電源線かオーディオ用なら安心かも。
緑の部分に10KΩくらいのVRを繋ぎ、VREF端子で電圧確認しながら調整するのが良いかと。調整はエンジンが回転している時に3~3.5Vに設定したらOKではないかと思います。これで信号をバッテリー電圧にする事が出来るハズ。どうしても12Vじゃないといけない場合はコンパレーターの電源として12V固定の電源を用意してください。VREFの電圧は電源電圧が2V~ってなってるので、その付近だと感知出来ないのでご注意ください。
回路を片方だけしか使わないので、もう片方は入力2つとも+か-へ繋いでください。開放しておくと小さな外来ノイズでもICが壊れます。
※ ここで扱った回路図は市販する製品としての回路ではありません。必要なら回路に追加・変更などして実車に接続する前に実験台で良好な結果を得てから取り付けるのが吉です。実車搭載後も経過観察が必要です。この回路図を元に車が壊れるなど、損害が発生しても責任は持ちません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます