ダイソーのLED線香って消すのが面倒くさいのでやりました。d(・v・
物的にはこんなの。
LR44ボタン電池を2つに1KΩ2KΩ抵抗器とスイッチがついてるだけです。
とりあえず簡単な電子回路を使って遅延消灯機能を付けてみました。
最初は電解コンデンサを直結しておけば数分くらい持つかと思ったけど全く持続しないので手持ちのトランジスタなどの部品で作りました。
下の回路で約10分ほどは明るく、徐々に消える感じになります。
時間は 16V470μF で示される電解コンデンサに依存します。
抵抗器の値はいじらない方が良いです。
消費は点灯直後で 1mA を切っているのと、20分後のほんとに消えかかっている状態での電流を見ると10μAくらいなので電池の持ちもいいかも?
最終的に0A (0.1μAまでしか計測できなかった) になるのに1時間以上かかりますが消し忘れやタイマーICを使うよりはいいかもしれない。
*2020/09/14訂正 電池記号の向きが逆でした。
Start:点灯 タッチタイプのスイッチで押したときだけONです。
Reset:消灯 押すと電解コンデンサの電気が抜けて即時消灯します。
2KΩ 抵抗器:製品に使われていた物を流用。
200KΩ 抵抗器:手持ち100KΩを2つ直列に繋ぎました。
2SC1815:個人の電子工作では定番のトランジスタ。非常に安価。
図で電池の上にあるスイッチは元から付いていた電源スイッチでOK。
電源スイッチは直結、Reset スイッチはなくても問題なし。
実線図 ↓ (2020/09/04追加)
細かい解説しようとしたけどメンドクサイです。w
とりあえず説明を。w
1.スイッチを押すとVCC(+電源)から電解コンデンサに蓄電します。
同時にトランジスタにも200kΩの抵抗を通して微弱な電流が流れます。
2.ベース電流が流れ、スイッチが入った状態になるトランジスタ。
VCCから2KΩ抵抗、LEDを通して電流がトランジスタに流れます。
そしてLEDが点灯。
3.スイッチを離す(切る)。
コンデンサー内に蓄えた電力が200kΩの抵抗を通して流れ続けます。
コンデンサーの電力がトランジスターの出力を維持できなくなるとLEDが消える。
実際にはアナログな電圧下降線を辿るのでじわじわと消灯する事になります。
なので、時間を変更するなら抵抗器はいじらず電解コンデンサーの容量を変えましょう。
後はLEDの極性だけ気を付けましょうか。
このLEDでは中で端子が大きく見える方がトランジスタ側(マイナス)ですね。
そんな夏休みの工作染みたお手軽改造してみました。
それではまた。 ・v・)ノシ
■ 2022/05/28 追記
現在まで毎日使っているけど、購入時の電池のまま特に変化なしです。
■ 2022/11/19 追記
一部記事をより分かり易く修正。
記事作成から2年3か月ほど。毎日使ってても全く変化なく見える。w
■ 2023/01/23 追記
最近スイッチの接触不良で修理しました。
明るさは相変わらずです。
面倒として省いた説明を付け足しました。
■ 2023/07/19 追記
あと1月ちょっとで丸3年ですけど、明るさに変化なし。
やべぇ。。。乾電池で作った人のが液漏れしないか心配なレベル。
■ 2024/04/13 追記
毎日使ってても未だに変化なし。どーなってんの。w
何気に前に買った ダイソー線香
自分も 消灯機能があればいいなぁ〜と思い
検索しましたら こちらにたどり着きました
さっそく作らせてもらいました
ただ ボタン電池ではなく 普通の単三電池で作りました
多分 相当長い期間使えると思います
ダイソー LED ろうそくもありますので
それにも 消灯機能付きにするのも いいかと
思います
ありがとうございました
またおじゃまさせてもらいます
電子工作久しぶりの作品ですけど役に立てたなら幸いです。(・v・
それにしてもボタン電池でこれだけもつから単三だと液漏れ起こさなければ人生を超える寿命があったりして。w