YouTube見てたらダイオードをたくさん並べて発電するって動画を見つけたので実験しました。
ダイオードはガラス管のフツーの小電力品で、今は亡き吉野電装(現品.com)で買った日立の五百本入りのやつです。動画内では合計50本の同型ダイオードを基板上で並列接続してあり、電解コンデンサーを取り付けた上で液晶デジタル時計を動かしてました。
まあ結果から言えば、自分で4本のダイオードと10μFの電解コンデンサーでテストしたら、電解コンデンサーに残ってた電圧が検出されるだけでダイオードだけでは0.001Vもありません(テストで使ったデジタルテスターの表示限界以下)。つまり何か勘違いなのかなと。
そしてダイオードと発電のキーワードで検索すると、整流ダイオードではなくLED(発光ダイオード)での実験結果が表示されました。こちらのいくつかの情報から自分でもテストしましたが、確かに発電しています。特に緑色のLEDが発電力が高いとありましたが同じ結果を得られました。
テスト中、電圧が不安定に感じられるのですが、どうもパラボラアンテナよろしく光に対する向きがある程度限定されるようで、透明度が高いLEDほどその傾向が高く、濁った拡散型のLEDでは発電ピークは低めになるものの、比較的安定した発電量が得られるようです。
私のテストでは室内LED照明下で透明緑色LEDの最大発電電圧は0.128V、拡散型では0.05V、透明赤色では0.09V、拡散型では0.04Vでした。それ以外も手持ちの範囲で調べましたが、緑が高く、青は桁が2つほど低いものとなっています。ただ不思議な事に、電池と同じく直列接続すると逆に電圧が下がる現象が発生したりして、中々癖のある電源となる模様。w
ついでに小径の透明赤色LEDで同じ計測方法を用いて測ったところ、最大0.031Vだったのが、ダイソーの乾電池1本のLED照明を使い接触する距離で光を当てたところ、1V近い電圧が発生していたので夏場の直射日光なら1V超えるんじゃないかと予想します。
んで、ついでに思う事は車などの野外にあるLEDには当然電圧が発生してるんだろうな~って事ですかね。これでバッテリーを補充電できないですかね。
(・v・
■2023/06/13当日追記
この後で透明青色LEDに対して1本電池のLED照明を接触距離で光を当てたところ、2Vを超えてました。(^w^;
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