大阪を代表する近代建築、ダイビル本館が解体されて、はや数年。
跡地に建てられたビルがもうすぐ開業するそうです。
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工事用の柵で囲まれていた頃は、
田蓑橋や玉江橋まで来ても、中之島方面を見るのがつらかった。
こうしてビルディングとして形を表してからは、
少し平静な気持ちで見れるようになったかな。
今回は近くまで行って見ました。
一目見た感想としては、
「ようでけたぁるなぁ。」です。
以前の外装材をきれいに洗浄・補修して使っています。
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角の入り口の所、前は無かったような気がします。
その隣(道路から見て奥の方)の入り口は前からありましたよね。
開業当初の姿に戻しているという噂をきましたが
昔はここにも入り口があったのかもしれませんね。
以前はこの辺りにスペイン料理店「カボ・デルポニエンテ」の立て看板が置いてありました。
天井が高くてかっこいいお店やったなぁ。
ビルの西側には「四季の丘」なる緑地が設けられて、
前の雑多な雰囲気とずいぶん変わりました。
尚、オープンは今年(2014年)7月。
館内にはカフェやレストランなどが入居するそうです。
となると、さっさとお隣の美術館も出来てほしいですねぇ。
「梅田経済新聞:ダイビル本館に商業ゾーン-7月開業、「ダイビルサロン1923」も」
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企業の広告が入っていた、ちょっと不細工なショウウインドウは外され
綺麗な窓が取り付けられています。
前よりもかっこよくなったと思う。
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正面玄関、ドア周りの意匠が変わり、1階部分の高さも変わりました。
こちらも開業当時のものに変えたようです。
ちなみに竣工は大正末期。
解体当時は日本最古の大規模オフィスビルディングでした。
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復元技術の素晴らしさを感じる玄関部分。
人面のちょっと怖い彫刻も確かに前から付いてました。
昔のダイビル→「ダイビル本館(その1)」「ダイビル本館(その2)」
オープン前だったので、中にはまだ入れません。
正面玄関のガラス扉から覗いて見た感じ、
エントランスの天井彫刻なども復元されていました。すごい!
お隣にあった白くてカッコいいダイビル新館については
残念ながら復元しなかったようです。
都会的で素敵なビルだったんですが…
本館ほどインパクト無かったから、忘れられたんかしら。
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復元工事の巧みさには驚きました。ここまできれいに作れるもんなんですね。
でも、私はボロくて多少汚くても、前のダイビルが好きです。
大阪近代建築の至宝だったと今でも思っています。
復元技術は確かに素晴らしいのだけれど、
元の壮麗なダイビルとは全く別物になってしまった。
(幅が狭くなったのもあるんですが
えらい小さくなったように見えるんですよね…)
何ていうか、昔大好きだったドラマや映画のリメイクを見ているような気持ち。
CGやら3Dやら新技術を使って、リアルで迫力ある仕上がりになってても
昔懐かしい特撮の方が興奮したなぁ、というのと同じ、
年寄の郷愁みたいなもんかもしれません。
まぁキレイサッパリ壊されて、ピカピカの新ビルになるよりはマシなんですが…。
新しいビルには美味しそうなお店がたくさん入るらしいんで、
複雑な胸中ながらも、オープンを楽しみにはしてるんですよ。
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「大大阪観光地図」昭和11年。
電停「田蓑橋」下にあるピンク色の近代建築がダイビル本館かな?
そのお隣の「新大阪ホテル」は昭和10年にオープン、
リーガロイヤルホテルの前身となる近代的な高級ホテル。
残念ながら、昭和48年に閉鎖されました。
Histrical architecture in Osaka Japan 消え行く大阪の近現代建築
3:55より、旧ダイビル本館。
※「北区の風景・街並み」
跡地に建てられたビルがもうすぐ開業するそうです。
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工事用の柵で囲まれていた頃は、
田蓑橋や玉江橋まで来ても、中之島方面を見るのがつらかった。
こうしてビルディングとして形を表してからは、
少し平静な気持ちで見れるようになったかな。
今回は近くまで行って見ました。
一目見た感想としては、
「ようでけたぁるなぁ。」です。
以前の外装材をきれいに洗浄・補修して使っています。
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角の入り口の所、前は無かったような気がします。
その隣(道路から見て奥の方)の入り口は前からありましたよね。
開業当初の姿に戻しているという噂をきましたが
昔はここにも入り口があったのかもしれませんね。
以前はこの辺りにスペイン料理店「カボ・デルポニエンテ」の立て看板が置いてありました。
天井が高くてかっこいいお店やったなぁ。
ビルの西側には「四季の丘」なる緑地が設けられて、
前の雑多な雰囲気とずいぶん変わりました。
尚、オープンは今年(2014年)7月。
館内にはカフェやレストランなどが入居するそうです。
となると、さっさとお隣の美術館も出来てほしいですねぇ。
「梅田経済新聞:ダイビル本館に商業ゾーン-7月開業、「ダイビルサロン1923」も」
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企業の広告が入っていた、ちょっと不細工なショウウインドウは外され
綺麗な窓が取り付けられています。
前よりもかっこよくなったと思う。
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正面玄関、ドア周りの意匠が変わり、1階部分の高さも変わりました。
こちらも開業当時のものに変えたようです。
ちなみに竣工は大正末期。
解体当時は日本最古の大規模オフィスビルディングでした。
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復元技術の素晴らしさを感じる玄関部分。
人面のちょっと怖い彫刻も確かに前から付いてました。
昔のダイビル→「ダイビル本館(その1)」「ダイビル本館(その2)」
オープン前だったので、中にはまだ入れません。
正面玄関のガラス扉から覗いて見た感じ、
エントランスの天井彫刻なども復元されていました。すごい!
お隣にあった白くてカッコいいダイビル新館については
残念ながら復元しなかったようです。
都会的で素敵なビルだったんですが…
本館ほどインパクト無かったから、忘れられたんかしら。
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復元工事の巧みさには驚きました。ここまできれいに作れるもんなんですね。
でも、私はボロくて多少汚くても、前のダイビルが好きです。
大阪近代建築の至宝だったと今でも思っています。
復元技術は確かに素晴らしいのだけれど、
元の壮麗なダイビルとは全く別物になってしまった。
(幅が狭くなったのもあるんですが
えらい小さくなったように見えるんですよね…)
何ていうか、昔大好きだったドラマや映画のリメイクを見ているような気持ち。
CGやら3Dやら新技術を使って、リアルで迫力ある仕上がりになってても
昔懐かしい特撮の方が興奮したなぁ、というのと同じ、
年寄の郷愁みたいなもんかもしれません。
まぁキレイサッパリ壊されて、ピカピカの新ビルになるよりはマシなんですが…。
新しいビルには美味しそうなお店がたくさん入るらしいんで、
複雑な胸中ながらも、オープンを楽しみにはしてるんですよ。
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「大大阪観光地図」昭和11年。
電停「田蓑橋」下にあるピンク色の近代建築がダイビル本館かな?
そのお隣の「新大阪ホテル」は昭和10年にオープン、
リーガロイヤルホテルの前身となる近代的な高級ホテル。
残念ながら、昭和48年に閉鎖されました。
Histrical architecture in Osaka Japan 消え行く大阪の近現代建築
3:55より、旧ダイビル本館。
※「北区の風景・街並み」