玉川四丁目(9)の家並みのすぐ近くが
以前にも投稿した
玉川四丁目(4)の街並みです。
この辺も新しい建物がそれなりにあるのですが、
立派な和風建築が複数あり、独特の雰囲気になっています。
規模は違いますが、富田林の寺内町みたい。
そういえば、村の中心にお寺が2つある所が似ています。
お寺が2軒あるのは、本願寺さんが東西の2派に分裂したからかなーと
思っているのですが、どうなんでしょうか。
福島区は地図を見て分かる通り、中之島からも梅田からも近い。
にもかかわらず、こうして古くて大規模な和風建築が残っているのは奇跡的。
今住んでいる
東京都江東区はもちろん、他の
東京都内の街を歩いても、
古い商店建築や長屋は少しは残っていますが
こういう大きなお屋敷は都心にはほとんど残っていません。
古い家を維持するのは大変です。
まして立派で大規模であるほど、本当に苦労が多いと思います。
だから代替りのタイミングで家を手放したり、
建替えたりすることが多いのでしょう。
昨年の淀川区の渡辺邸解体は非常にショッキングな出来事でした。
福島区も都市化が住んで、これからどんどん景色が変わって行くでしょう。
個人で維持するのは大変ですが、
地域で古い街並みや美しい風景を守る取り組みが出来ればいいなぁと思います。
※「
福島区の風景・街並み」