なにわっ子に笑みを！

　　　　　　　　　　＜迷わず進むべし！＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　
昨日、大阪府知事にタレントで弁護士である
橋下　徹さん（３８歳）が初当選された。
立候補のキャッチフレーズは「子どもが笑う」だという。

　　　　　　　　　　

大阪に住んでいたころ、
小学生だった長男はよく仲良しの友達を家によんだ。
まだ小さかった次男も一緒に
いつもワイワイがやがや・・・それはそれは楽しい放課後だった。

東京生まれの東京育ち、そう「花の江戸子」である私からみると
大阪の子どもたちは実に面白い！
その発想ともっている知識から織り成す会話の秀逸さにほれぼれするほどだ。
「これはわすれちゃ、ならん！」とメモをとった日々が懐かしい。


あれは長男が小学４年生のとき、
日韓合同のサッカーワールドカップが開催されていた６月の話である。
我が家にいつものように集まり、
サッカーの試合中継に興じる長男とその仲間たち。

テレビの中のアナウンサーが
「次回開催は４年後、ドイツ大会です。」と語ったそのとき、
彼らの話題は一気に４年後へと飛んでいった。

「４年後、ゆうたらオレら中学生やで～！」
「ほんまや、英語しゃべってんぞ！」
「ハーワーユー？やったら今でもしゃべれる…。」
「アホ、そんなもんちゃうぞ、もっとベラベラや！」
「ベラベラ・・・・ベラベラ・・・・。こんな感じか～？」

「オレはサッカーしとんな。」（サッカーを習っていた子）
「じゃあ、ワールドカップ行くつもりなん？」
「ワールドカップ行けるのは１８才以上やで～！」
「ほんまか～！？」
「１８禁いうことや。」

「次はドイツやで。」
「ほんなら、英語だけじゃなくてドイツ語も勉強せなあかんやんか～！」
「ひ～！ほんならワールドカップ行くのやめとくわ。」
「やめとけ、やめとけ！」

・・・・・「でも行きたいねん。」

もうリビングから聞こえてくる子どもたちの会話が
おかしくておかしくて・・・・、クスクス笑いがこらえきれない私だった。

　　　　　　　　　　

大阪の子どもたちはみんなうんと元気で明るかった。
それぞれにいろんな事情や問題をかかえているご家庭もあったが、
それでも子どもたちはたくましく育っていた。

我が家の子どもたちも
大阪の持つ「おおらかで晴れ晴れとした空気」に育ててもらった。
大阪に住んだときの記憶がいつか力になるときもあるだろう。
・・・・と今ではそう思う。

私も橋下さん同様、離れてみてはじめて
「大阪への愛」を感じたのかもしれない。

大阪の財政事情がものすごくたいへんなことは知っている。
でも・・・、
橋下さん、ガンバレー！
子どもたちの未来をうんとうんと照らしてあげて！

これからのご活躍に期待して祈る私である。


　　　　　
　「行きたいねん。」といった子は着実に日本代表への
　階段を上っているんですよ～！
　いつも応援ありがとうございます！よろしくお願いします。