２０１０の視線

子は親の背中を見て育つ、という。
我が家の息子ふたり、
専業主婦の母である私の背中はどんな風に映っているのだろうか？

そんなことをぼんやり考えていた今年３月、

前々から学校のハンドベルを借りて小さな発表を続けていた仲間たちと
「ハンドベルのサークルを立ち上げよう！」という
話が持ち上がった。

自分たちのベルを購入し、自分たちで資金運営し、
練習場所を確保し、オリジナルに編曲した楽曲を演奏する。

そしてハンドベルの演奏を通じて
子ども達に笑顔をプレゼントしたい・・・。

すべてがはじめての試みだった。

私の担当は音楽担当。
ハンドベル２３音に合わせ馴染みの曲を編曲する作業が
おもな仕事となった。

ピアノを前にひたすら悩みながら、楽譜に音符を書き込む日々。
ピアノが弾けるのはもちろんのこと、
これまでに培ったコードを聞き分ける音感と合奏で得た知恵や知識が
４０代の今頃になって役に立つ日が来るなんて！
自分でもちょっとした驚きと感動があった。

時には夢中になりすぎて
「ママ～ごはんの時間～～！」
なんて息子たちからお叱りを受けることもあったけど、

出来上がった音譜で音を合わせるとき、
なんともいえないうれしさに包まれるのであった。

思えば私の学生時代はいつも奏でるハーモニーの中にいた。
時として心乱れても、
ハーモニーの中では自分の中の自分を確認できた。

やっぱり音楽が好き、合奏が好き。
やっぱり私は音の中にいるのが私らしい。

そんなことを再認識した１年だった。

息子たちはこんなに夢中になってる私をどう思っているのだろう？
私の背中は何か語りはじめているのだろうか？

答えはず～っと先のこと。

今はただただ、
ハンドベルの活動を思う存分させてくれる
オット＆息子たちに感謝！
みんなの健康に感謝！・・・である。

楽しいは大変！忙しいは幸せ！
そんな私の背中がうれしい２０１０年の暮れである。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

「もちつきうさぎ」にいらしてくださる皆様。
ほんとうにどうもありがとうございました。

２０１０年は明日で幕を閉じますが、
来年も「もちつきうさぎ」は
心がもちもちっとなるようなあんなこと、こんなことを
たくさん綴っていきたいな～と思います。

ぺったん、ぺったん、もっちもち。
また楽しい「ハートのおもちつき」におつき合いくださいませネ。

お元気でよいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニーナ＠もちつきうさぎ
　　　　　　　　　　　　　　　

麻布かりんと

　　　　　　　　　　＜ちょっと休憩に食べてみたら・・・＞

クリスマスが過ぎ、
世間ではお正月モードが加速～。

さすがの私も
ハナウタまじりの年賀状づくりが一段落、
マジお正月モードに突入である。

B型人間のサガなのか？（はい、B型です。）
やるとなったらとことんやってしまうこの性分。
やるつもりのなかったところまで
セッセセッセとお掃除してしまった。

・・・・で、疲れた。

疲れたので甘いものがムショウに食べたくなり
いただきもののかりんとうをつまんでみることに…。

麻布かりんと

おしゃれな袋に入った江戸モダン風のかりんとう
“ふ～ん、こんなかりんとうやさんがあるんだねぇ～”
なんていいながらひとくち。


＜最初は「蜂蜜かりんと黒」～携帯の画像ブレててすみません＞

ムムム！おいしい～！
やさしくて懐かしい香りが口の中に広がる。
甘いんだけど甘すぎなくてついついもうひとつ！になっちゃうお味。


＜お次は「醤油海苔丸かりんと」・・・可愛いまん丸かりんとう＞

えっ、このおせんべいのようなかりんとうのような・・・。
（かりんとうであります。）
海苔風味のお醤油ぽたぽた焼きがなんとも不思議！でもおいしい！


＜三っつめは「胡麻角かりんと」・・・見た目はジミですが…＞

「え～美味しい～！なに！この味～！」
と思わず叫んでしまった私。
もうこれに至っては感動モノです。

映画「ALWAYS三丁目の夕日」的懐かしさ。
うまく言えないけど、
子どものころ、どこかで食べたことあるんだよ～！
どこだっけ～？？と考えてしまうおいしさ。

一口食べると
子どものころの甘いお菓子の記憶がよみがえる
懐かしさいっぱいのかりんとう。（４０代以上限定かも！？）

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
よっしゃ～
次の仕事にとりかかるとするかぁ～！

年末の忙しいこの時期、
かりんとうを食べてほんの少しだけタイムスリップ。

かりんとう効果？
細胞が若返り、いとも簡単に復活！なのでありました。
（単細胞のB型ともいう～。）

柿食へばサンタ♪

　　　　　　　　　　　　　＜ドサッと送られてきました♪＞

実家の両親から
庭でとれた柿がごっそり送られてきた。
柿の木にたわわに実ったこれぞ無農薬！の柿たち、
今年はどういうわけか？豊作だという。

さっそく食べてみると
とっても甘くて、柿らしい香りがして、ほんとうに美味しい～。

それはそれでいいとして・・・、

きけば、８０才近い両親（正確には７８）が
３メートル以上もある大きな柿の木に高ハシゴをかけてよじ登り（父）、
枝とともに切り落とされる柿を下でキャッチしたという（母＝歩行に杖必要）。

ちょっと～大丈夫なの～

というわけで、
「柿まだある～？」を口実に様子を見に行ってみた。

「来たよ～！」とドッキリ！仕立てで入ったというのに、
茶の間でこたつに入り、くつろいでいたふたり、
「あら？来たの？」なんてたいそうなお出迎え。

以前（引っ越し前）はスープの冷めない距離に住んでいた私だが、
今はスープだったら少し温めなおしてね～、のほどよい距離。
もしもの場合はすぐに飛んで行けるかな…という安心感はあるものの、

門から玄関、玄関から長い廊下を通って茶の間まで
道のりにしたらけっこうあるというのに、
不用心にもセキュリティーチェックゼロで突き進めてしまう甘い家・・・。
大丈夫か～

・・・・まあ、元気ならいいか。

しばしゆっくりとお茶を飲み、
近頃はあ～だ、こ～だ。と話しをしたあと、

柿のお礼といっては何だが、
せっかく来たんだし・・・ということで、
年末のお掃除をかってでることに。

台所のレンジ回りや水回り。
ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・やっていると、

「あ～助かっちゃったな～。今年はもういいや！なんて思っていたのよ。」と母。

さすがに８０近い母、
寒い台所での大掃除は苦になっていたらしい。
ついでに面白いことを言い始めた。

「あ～ほんとうによかった～。サンタクロースが来たみたいだ！」

えっ、サンタ・・・！？

「あはは♪そんな大げさな～。」
「いやいや、まさかのサンタクロースだよ。ありがとう。」

笑っちゃったけど、
母たちにとって寒い年末の大掃除はやっぱり大変。

ちょっとしたお手伝いが、
大助かりのサンタクロースになれたみたいでちょっとうれしかった。


　　柿食へば　　柿の木ほどの　　年輪に
　　　　サンタクロースの　　　　鐘の音響く


枕元にそうっと置いていくことはできないけれど、
年輪を重ね、年老いた父母の暮らしを見守ることだけは約束したい。

そんなふうに思う年の瀬である。　　　

クリスマス２０１０☆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クリスマス寒波襲来！

近所の空き地に霜柱が立ち、
シャキシャキと踏んづけたい気持ち７０％くらい（大人だから）な昨日、
我が家はクリスマスパーティー

いつもながらにシャンパンをポン！と開け
メリークリスマス！の乾杯の音頭とともに
楽しいひとときとなったパーティー。

お食事もいろいろとつくりました。

今日は我が家の自称シェフ（笑）である私の献立備忘録として
ここに書き込んでおきましょう。

☆型に切ったにんじんや大根、アスパラガス、玉ねぎ根菜のスープ
（画像撮り忘れ…）
をあたためながらできたものを順々にテーブルへ。

何かとオーブン料理が多いクリスマスパーティーメニュー。
乾杯のあとは出来立てのあたたかいものからいただくことに。


ローズマリー風味焼きトマト

これはたしか一昨年のクリスマスパーティーでつくって好評だったもの。
簡単！焼いて北欧風グリーンに色が変わったにんにくがポイント。


ニョッキのカニトマトソース和え

お酒のおつまみにピッタリなお料理。
あつあつのニョッキのもっちり感がおいしい一品。


生ハムのサラダ

お歳暮でいただいた生ハムがあるので簡単サラダ～。
GABANのスパイスドレッシング、香味ゆず胡椒味と相性バッチリ！


パエリヤ

炊飯器でOK!の炊き込みごはん。
今回は赤いパプリカと魚介（いか、ホタテ、えび）をたっぷり入れて
豪華な味わいに。


ベーコンとほうれん草のキッシュ

我が家のクリスマス会は
オットの誕生日（２７日生まれ）会も兼ねているので
オットの大好物であるキッシュは定番メニュー。
ブロックのベーコンを入れて風味ＵＰ！大人気の一品。


ローストチキン・クリスマスバージョン

オーブン料理の真打ちが最後に登場！
今回はみじん切りにしたエシャレット、パセリ、にんにく、ベーコンと
バターを混ぜ合わせたソースを鶏肉の身に詰め込んだ
クリスマス・バージョン。


ブッシュ・ド・ノエル

さあ！最後はお楽しみのクリスマスケーキ。
我が家はオットのバースディーを祝い、
「ハッピバースディー♪」を歌ってからいただきます。

次男のピアノ演奏あり。
パパへのプレゼントタイムありの２０１０クリスマス☆

ふぁあ～～おなかいっぱい！
ごちそうさま～。

翌日、
体重計にのるのが怖い私でありました・・・・。

サンタの扉

　　　　　　　　　　＜トナカイくん、お疲れ～～！＞

メリークリスマス！

２０１０クリスマス、いかがお過ごしですか？

クリスマスイヴの夜のひと仕事を終え、
サンタさんとトナカイさんは今頃くつろいでいらっしゃることでしょう♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今から遡ること数日前、
次男のクラスにいらっしゃっていた副校長先生に話しかけられる。

「○○くん（←次男）は煙突の形状とかに詳しいんですね。」
「えっ！？あっ、はあ。」

「それにロマンチックだぁ～。アハハ♪」

「・・・・？？。」

そうおっしゃって立ち去られた副校長先生。

なんでも
サンタさんの侵入経路について考えていたことを
事細かに説明したんだそうな・・・。

しかも、
クリスマスイヴの夜にはどの家にも
サンタが入りやすい煙突が生えてくる！と力説したらしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

イヴの夜、
タッタッタッと階段を下りてきて
「じゃ、オレ寝るから！」と長男。

「え～今日は寝るの早いんだね。」と言うと、

「だって、今日はサンタさんが来るでしょ。」　だって～。

サンタさんの気持ちに寄り添う１８歳である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クリスマスイヴの夜だけ
ちょこっと開くサンタの扉。

現実と非現実のはざまにある不思議な不思議な聖夜の扉。

どちら側に向かって開くのか？
どちら側に向かって開こうとするのか？

そろそろね。
そろそろかもしれない。
そろそろだったらいいな。

ドキドキ、わくわく。
音をたてないように、そうっと、そうっと。

静かな夜に優しく開く、
１年中で一番幸せな瞬間をプレゼントしてくれるサンタの扉。

・・・ありがとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


そして、
歓喜とともに迎えるクリスマスの日の朝。

サンタさんからの手紙にウケる息子たち。


どうやら我が家もイブの夜、
ニョキニョキっと煙突が生えたようです・・・。