もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

ママたちの義援活動

2011-03-30 | 母親ネタ
つい先日、
2年にわたるPTA役員の大役を終え、
すべての引き継ぎを済ませた私だが、
3月31日までは小学生の母。

小学校(全体)や学級(クラス単位)の一斉メールは今も生きている。

この一斉メールが、
ここにきて活発化している。

                    

東日本大震災のたいへんな状況をみて
ママさんたちが、
『がんばれ被災地の子どもたち』という活動をはじめたからだ。

ひとつは、
新聞などで呼びかけている
ランドセルを被災地におくりましょう!運動 (by協和ランドセル)

不要になったランドセルを
岩手、宮城、福島の3県だけでも
新入学生4万9千人、
在校生である2~6年生は25万人いるときく
被災地の子どもたちに贈ろう!というものだが、
個人個人で送るのはやはり気おくれする人もいるだろう、
ということで、
学校単位で回収しメーカーに持ち込もうということになった。

3日間ほど、小学校に回収ブースを設けランドセルを集めようと
たくさんの人たちに声をかけている。


もうひとつは
ユニセフがおこなっている
被災した子どもたちに絵本や児童書を贈りましょう!運動 (ユニセフちっちゃな図書館プロジェクト)

0歳から14歳くらいの子どもたちを対象とした本を寄付しましょう
というものだが、
こちらも「何冊もないんだけど…」なんて考えなくて大丈夫。
代表になっているママさんが
1冊からでOK!まとめて送りますよ~!と声をかけている。

たくさんの人たちが被災地の子どもたちに心を寄せ
協力してくれたらいいな、と思う。

                        

それから
私たちは今週末、子どもたちを連れてみんなでお花見に行く。

自粛ムードがあり、
何か楽しいことをしてはいけない・・・というような雰囲気だけど、
昨日の日本代表 VS J選抜のサッカーチャリティーマッチもそうだったように、
子どもたちを元気づける活動は今こそ必要だ。

被災地ではない子どもたちも
テレビの映像をみて心痛めている。

だからこそ
お祭りのお花見ではなく「春」を感じるお花見ならいいよね、
ということで、みんなで行くことを決めた。

たくさん遊んでお弁当を食べて
五感をフル稼働させて楽しんでこようと思う。


一斉メールはそんなこんなで忙しい。


ママたちのささやかな行動が、
被災地の復興を後押しする日本の経済を元気にするといいなぁ・・・。




Comments (2)
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あぁ、卒業式

2011-03-29 | 私の家族

このお方は知っている。

君たちが脈々と受け継がれてきたその伝統を
真摯に伝えていこうと懸命に努力していたことを。

それは、
権力でもなく、名声でもなく、築き上げてきた精神。



このお方は知っている。

ある日、邪悪で狡猾なリーダーによってその道が阻まれ
ちがう方向に歩き出してしまったことを。

ただただ悲しい利に向かい・・・。



このお方は知っている。

けれどもそれに屈することなく、戦いを挑み続けた君たちのことを。

歪んでしまった道筋を必死にもとどおりにしようとした君たちのことを。



このお方は知っている。

権力という椅子にあぐらをかく連中を嘲笑い
「本当はちがう」と気づいている仲間が多くいたことを。

そして、そんな仲間たちが
君たちのことを信じ続け、精一杯応援してくれていたことを。



このお方は知っている。

時は無情にも流れていったけれど、

君たちが君たちでいてくれたことが、何よりも素晴らしいということを。

それこそが誇りだということを。



このお方は知っている。

だからこそ真の友情をみつけられたのだ、ということを。




        卒業おめでとう!



大欅はみていただろう。

君たちの研鑽の日々が何よりも美しかったことを。

そして、

君たちの勇気ある翼こそが、希望あふれる未来を切り拓く力だと信じていることだろう。


2011年、3月、
大欅は風に吹かれながら 今日も大空を仰いでいる。






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小学生母12年目の卒業式

2011-03-28 | 私の家族
ついにこの日を迎えてしまった。

次男の卒業式。

私にとっては
12年間小学生母という長い年月にピリオドを打つ卒業式でもある。

                   

威風堂々の曲に合わせ入場してくる6年生。

6年前、可愛い1年生だった次男も
ずいぶんと背が伸び、少し声も太くなり、たくましくなったな~とあらためて思う。

東日本大震災でお亡くなりになられた方のご冥福を祈り「黙祷」からはじまった
このたびの卒業式。

皆、気持ちをひとつにし、
12歳なりに、
悲しい気持ちや
つらい気持ちを受け止めようとしていた。

そんな空気が静かに伝わってくるのだった。


厳かな雰囲気の中、卒業証書授与がおこなわれる。

ひとりひとりが「僕の私の夢宣言」をしてから
校長先生の前に立ち、卒業証書をいただく。

子どもたちにとってはもっとも緊張する瞬間。
そして
私たち母親にとっては成長を実感する瞬間・・・。

12年も小学生の母をやりながら
小学校というものを眺めてきたが、

この卒業の日を迎えて思ったことは
子どもは変わらないということ。

いつの時代も子どもはやはり子どもなのだ。

純粋だからこそ、
心と心のつながりで成長する。

親からのまなざし。
先生からのまなざし。

想いでつながっていることをちゃんと知っている。

自分は何者か?
そんな旅の出発点を誰もが探しはじめている12歳。

小学校時代に得た
「心の土台」があってはじめて羽ばたくことができるのだ。

急いで大人になることなんてない。
ゆっくりとゆっくりと道を探していけばいいんだよ。

壇上の次男を見ながらそう思うのだった。

                              

小学生母はこれで卒業だけれど、
母としての道のりはまだまだ続く。

私はこれからも
私のまなざしをみつめる息子たちのまなざしに
いつでも
いつまででもきちんと向き合っていたい。

「心の土台」が揺るがぬよう、あたたかいまなざしで。


それがきっと「未来」をつくる。

そう信じている。



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支えるということ

2011-03-24 | その他

混雑した電車の車内で、
異様なほど一斉に乗り合わせたみなさんの携帯が鳴る。

携帯会社の「緊急地震速報」である。

「来た!」と騒ぐ女子高生軍団。

ガッタン!
と電車が止まり社内アナウンスが流れ、皆しばらくの沈黙。

「こんなところで地震って、うちらどうなんの~!?」またまた騒ぐ女子高生軍団。

そう思っているのはみな同じ。
車内の人々の胸の鼓動がきこえてくるようだ。

少し揺れたが、たいした揺れではない。
揺れはすぐにおさまりどうやら無事が確認され、
電車は何事もなかったかのようにまた動きはじめる…。

「マジ焦った~。」ってささやく女子高生軍団。

なんだか乗り合わせた人々の気持ちを代弁しているようで
妙にストンと響く。

いつもと違う現実
次から次へと降ってくる毎日。

こんなとき
人と人との距離が近いようで遠い東京の空気はちょっと重い。

長く暮らした関西だったらどうだろう?
と、ときどき考える。

あの女子高生軍団に
「おばちゃんも焦ったワ~。」と声かけてはるやろな~きっと…。

関西のぬくもりが少しばかり恋しい今日このごろ。


                    


被災地ではない人たちにとって大切なのは、
被災地の方々のお気持ちに寄り添いつつ
普段どおりの生活をするということだと思う。

無理に「気持ち」を圧しつけてしまうのは、ちょっとちがう気がする。

忘れてはならないのが、

被災地の復興の道筋に必要なもの(たとえば「人」、「モノ」)
に重要なかかわりをもつのが経済だということ。

新聞の経済情報を読んでいると
大地震の影響もあり日本経済そのものがグラグラしている。

一人ひとりが「思いやり」をもって
経済の立て直しをするための努力が必要なんじゃないかな~。

では何をすればいい?

「普段どおりの生活をする」ことでしょ。(どこかの予備校のCM風

社会全体で支えるとはそういうことだと思うのだ。


                      
 

延期になっていた長男の卒業式も週末には行われることになった。

そして今日これから、次男の卒業式。

いつもよりちょっぴり念入りにメークするので、
いつもよりいろんな化粧品に手がのびる。(笑)

アイラインでしょ、
アイシャドウでしょ、
アイブロウだってしっかり!

今日は手抜きメークではございません。

これもひとつの経済効果かな~なんて思いながら、
では、いってきま~す。








Comments (4)
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頼みの綱はツイッター

2011-03-21 | その他
大震災から10日。

ここ東京は被災地ではないにもかかわらず、
すでに報道などでご存知のとおり、
混乱に次ぐ混乱の10日間だった。

特に我が家が困ったのは鉄道の運行状況。
計画停電の影響で
運行区間が変更になったり、ならなかったり、
運行本数は通常の4割になったり、7割になったり・・・。

長男の学校は早々に登校禁止(と同時に3学期の修了式中止、卒業式延期。)を決めたため
困ることはなかったが、
越境通学している次男の登校に頭を悩ませた。

こんなご時勢に小学生を連れて満員電車に乗り込むという
東京ではある意味「危険行為」をしなくてはならないことが
大きな問題となったのだ。

電車の本日の運行予定は鉄道会社のHPで
知ることができるが、

知りたいのは「今」「このとき」の混雑具合。

・・・・悩みに悩んだ末、
私、はじめてツイッターなるものを利用してみました。

「○○線」と入れて検索すると、
出てくる!出てくる!

“ただいま○○線乗車中、○○駅乗れない人多数・・・”
“○○駅、現在ホームへの入場制限中!”
“人とひざがぶつかる程度の混雑具合。”

少し待っていると、

“○○駅、思ったより空いてる。”
“混雑かなり解消、快適というほどではないが…”

などなど、
「今」「このとき」電車に乗っている人からの情報が次々と入ってくる。

投稿型鉄道情報サイト「ジョルダンライブ」と併用すると
かなり確実な情報を得ることができ、今更ながらかなり感動。

なんて便利なんだろう~。
思わず心の底でつぶやいてしまった。

ありがとう!ツイッター!

おかげさまで
電車が空きはじめた時間を見計らって行動することができ、
次男を無事登校させることができたのだった。

                     

夜、
地域の放送が近くの公園の拡声機から流れる。
どうやら計画停電についてのお知らせらしい。

でも、よく聞こえない。
すぐさま、ツイッターにきいてみる。

「○○市 放送」・・・で、検索!

すると、
“放送なんていってるの?”
とつぶやいている人あり、すぐさま返事が返ってくる。

“本日の計画停電は中止・・・と言っているようです。”


・・・納得。
やっぱりツイッターは便利だ。


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