<シナモンスティックがおしゃれでしょ♪>
私の母はとにかくなんでもトライする人だ。
私が小学生のころは、
パン教室に通ってパンを焼いてみたり、
当時はめずらしい手作りヨーグルトをつくってみたり、
そういえば、ご近所さんの中でいち早く「生協さん」を
はじめたのも母だ。
三世代同居家族という古いしきたりの中で
精一杯“主婦業”を楽しんでいた母の姿がそこにはあった。
そんな母が最もイキイキと輝いてみえたのは
オーブンレンジが我が家にやってきた日である。
そのころ、オーブンを持っている家はまだまだめずらしく、
どんなお料理が出来上がって、オーブンの中から出てくるのだろう~!
・・・と母とドキドキワクワクしたのを覚えている。
母はウンと張り切ってお料理をつくってくれた。
グラタン、ドリア、ホイル焼き、ローストチキン・・・etc.
三世代同居家族の食卓ゆえに
オーブンならではの洋風料理と、
祖父母に配慮した和風料理、焼き魚、煮魚、おひたし・・・・
などが一緒に並ぶレパートリー広め~の夕食。
それはそれで毎日レストランに行っているような気分で楽しかった。
そんな母が一度だけ失敗したことがある。
「焼きりんご」をオーブンレンジでつくったときだ。
当時のオーブンは温度調節が難しい上、タイマー機能などはついておらず、
ちょっと他の用事に気をとられていたそのすきに
家族の人数分、6個を焼いた「焼きりんご」は真っ黒こげになってしまったのだ。
「りんごは生で食べたほうがずっと美味しいよ!」
・・・などとなぐさめになっているようで全然なっていない
家族の励ましに、とてつもなくひどくガッカリしている母の姿が
今でも目に焼きついている。
りんごを6個も真っ黒こげにしちゃったからガッカリしてるんだ。
・・・・と思い込んでいた小学生の私。
だけど、今ならわかるよ・・・、
ほんとは家族みんなの「わぁ~!」って喜ぶ顔がみたかったんだよね。
私の「焼きりんご」の味は甘いけれどほろ苦くてせつない味。
真っ赤なりんごをくりぬいて
くるみ、ラムレーズン、砂糖、アーモンドパウダー、シナモンパウダーに
レモン汁をしみこませて中にたっぷりとつめる。
真ん中にシナモンスティックをさしたらあとはオーブンで焼くだけ。
170℃で20分、つづけて200℃で15分。
今ならば、他のお料理つくりに気持ちをもっていかれていても
らくらく作れてしまう一品だ。
だけど・・・オーブンから取り出すその瞬間、
私はいつも私が小学生だったころの
オーブンの扉をあける母のうしろ姿が目に浮かぶ。
そんな私の「焼きりんご」。
さぁ、自転車に乗って母に届けてこよう!
母のおいしい笑顔が楽しみな私です。
いつも応援ありがとうございます!よろしくお願いします。
私の母はとにかくなんでもトライする人だ。
私が小学生のころは、
パン教室に通ってパンを焼いてみたり、
当時はめずらしい手作りヨーグルトをつくってみたり、
そういえば、ご近所さんの中でいち早く「生協さん」を
はじめたのも母だ。
三世代同居家族という古いしきたりの中で
精一杯“主婦業”を楽しんでいた母の姿がそこにはあった。
そんな母が最もイキイキと輝いてみえたのは
オーブンレンジが我が家にやってきた日である。
そのころ、オーブンを持っている家はまだまだめずらしく、
どんなお料理が出来上がって、オーブンの中から出てくるのだろう~!
・・・と母とドキドキワクワクしたのを覚えている。
母はウンと張り切ってお料理をつくってくれた。
グラタン、ドリア、ホイル焼き、ローストチキン・・・etc.
三世代同居家族の食卓ゆえに
オーブンならではの洋風料理と、
祖父母に配慮した和風料理、焼き魚、煮魚、おひたし・・・・
などが一緒に並ぶレパートリー広め~の夕食。
それはそれで毎日レストランに行っているような気分で楽しかった。
そんな母が一度だけ失敗したことがある。
「焼きりんご」をオーブンレンジでつくったときだ。
当時のオーブンは温度調節が難しい上、タイマー機能などはついておらず、
ちょっと他の用事に気をとられていたそのすきに
家族の人数分、6個を焼いた「焼きりんご」は真っ黒こげになってしまったのだ。
「りんごは生で食べたほうがずっと美味しいよ!」
・・・などとなぐさめになっているようで全然なっていない
家族の励ましに、とてつもなくひどくガッカリしている母の姿が
今でも目に焼きついている。
りんごを6個も真っ黒こげにしちゃったからガッカリしてるんだ。
・・・・と思い込んでいた小学生の私。
だけど、今ならわかるよ・・・、
ほんとは家族みんなの「わぁ~!」って喜ぶ顔がみたかったんだよね。
私の「焼きりんご」の味は甘いけれどほろ苦くてせつない味。
真っ赤なりんごをくりぬいて
くるみ、ラムレーズン、砂糖、アーモンドパウダー、シナモンパウダーに
レモン汁をしみこませて中にたっぷりとつめる。
真ん中にシナモンスティックをさしたらあとはオーブンで焼くだけ。
170℃で20分、つづけて200℃で15分。
今ならば、他のお料理つくりに気持ちをもっていかれていても
らくらく作れてしまう一品だ。
だけど・・・オーブンから取り出すその瞬間、
私はいつも私が小学生だったころの
オーブンの扉をあける母のうしろ姿が目に浮かぶ。
そんな私の「焼きりんご」。
さぁ、自転車に乗って母に届けてこよう!
母のおいしい笑顔が楽しみな私です。
いつも応援ありがとうございます!よろしくお願いします。
焼きりんごにはそんな思い出が詰まってるんですね
ashはきのう、おやきに挑戦して失敗しました^^;
そういえば、オーブンレンジ、
あまり使ってないなぁ
wでぽちん!
立っている棒はシナモンですか~
なんか・・・スパークリングに合いそう?
最近・・・そんなんばっかり~
中毒や・・泡の・・・
ぽちっと!だぶる
思い出の焼きりんごですね。
幸せな家族の顔が浮かぶようです(*^^*)
昔は、ほとんどのお母さんが家にいて、
そうだ!ちびまるこちゃんのような家庭が
多かったですよね。
ニーナさんのお母様もお料理が大好きで家族に
美味しいものを食べさせようと頑張っていたんですね。。
手際よく作ってしまうニーナさんもお母様ゆずりですねヾ(=^▽^=)ノ
素敵なお母様ですね♪
温かな家庭が見えてきて幸せな気持になりました。
思い出の焼きリンゴ美味しそう
お母様喜ばれた事でしょうね。
ところで、ふじリンゴがたくさんあるのですが
ふじでも美味しく作れるのかしら?
この記事読ませていただきニーナさんの背景今までの
お母さんは人が喜ぶことをしようと一生懸命の姿勢が窺えました。
昔はモダンなニーナさんにとって自慢できるお母様だったようですね。
ニーナさんの明るい性格今あるのもお母さんの影響が大だと納得できました。
♪♪♪♪Happy 。Happy♪♪♪♪気分になりました。
お母様きっと昔の思い出の焼きリンゴ懐かしく思い出されたことでしょうね。
母娘関係いいなーと亡き母を思い出しました。
(^0^)/~~see you again!
ashさん、こんにちは。
ashさんの果敢な挑戦、私は大好きですよ~!
毎日、ブログを読ませていただき刺激を受けています。私も美味しい挑戦、がんばらなくっちゃ!デス。
★マグロ君へ
マグロ君、こんにちは。
そうです、シナモンスティックですよ~。
飾りだけではもったいないので、紅茶をかきまぜてみたり再利用しようと思っています。ははは~。
★yumiさんへ
yumiさん、こんにちは。
そうですね~、私の実家はみんながいるときは
ちびまるこちゃんの家みたいだったかもしれませんね~。
今では私の母と父、ふたりだけになってしまいました。
母は今でも活動的でウクレレや陶芸、体操・・・とあちこち出歩いているんですよ。
私ははてさてどんなおばあちゃんになるのかな~??
などと母の姿をみながら考えちゃいます…。(笑)
★チーちゃんへ
チーちゃん、こんにちは。
昨日、届けにひとっ走り行ってきたら
父と「うわ~久しぶりだな~焼きりんご!」と言って
喜んでくれました。
ここのところ東京もとても寒いので家にこもっているようで、私のようなうるさい娘がちょこっと行くだけでもうれしいようです。
ほんとは酸味のある紅玉、国光、ジョナゴールドのほうがいいみたいなのですが、私もいただきもののふじリンゴでつくりました。ヨーグルトやバニラアイスに添えたりしていただくので、それでもOKだと思いました。(^^)v
★misaさんへ
misaさん、こんにちは。
昨日は焼きリンゴを焼きながら、
小学生時代の私の家族のことをフッと思い出してしまいました。
当時はこういう三世代同居のご家庭がほとんどでしたが、祖父母と子どもの嗜好のちがう食卓をきりもりするのに母は一人奮闘してたいへんだったなぁ~と思います。
そんな時代の“焼きリンゴ”、私にはやっぱり甘いけれどちょっとせつない味なのです。
子ども心に…、
林檎のような“甘く酸っぱい味の余韻”を、残してくれたのですね。
さりげないブログ記事から、
こころ温まる“家族の絆”が感じられてなりません(^^♪
子孫代々続く“家族の絆”に…、I’ll boost your rank up through my click.
ポチニゲ!
Graymanさん、こんにちは。
昨日「焼きりんご」を焼いておりましたら、フッと私の小学生時代を思い出してしまいました。
昔ながらの三世代同居家族で育った私なので
寒い冬は寒くて古い実家でのあたたかい日々を思い出してしまうのかもしれませんね~。
いつもあたたかいコメントをありがとうございます。
★ashさんへ
ashさん、こんにちは。
これからも挑戦、楽しみにしてますよ~!
いつも丁寧なコメントと応援をありがとうございます。