もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

空気を読む携帯

2007-06-23 | 私の家族
~現代携帯電話考~

ドラマおたくの私は劇中に携帯電話が多用されていると
もううんざりしてきてしまう。
脚本の妙にもよるが、たいていはドラマの面白い部分、
じれったさ、もどかしさ、せつなさ…などが伝わらない。
で、却下となる。

はてさて実生活ではどうか・・・?というと
ドラマの面白さとは裏腹に
これがなくてはならない必需品と化している。
(勝手なことをいう視聴者である。御免!)

中三の長男にいたってはのやりとりなどは
それこそ生活の一部である。あたりまえの日常なのだ。

でも彼らのやりとりをよ~く観察していると
彼らなりの美意識があることに気がつく。
わび・さび・・・?

       

春休み、新学年のクラスわけが発表になる。
学校は掲示板に張り出すのみ。
部活に行っている人間だけがその情報を知ることとなる。

 私:「新クラスどうだった~?」
長男:「うん、○○と○○と一緒!うれしい~。」
 私:「じゃあ、○○くんたちに携帯で教えてあげたら・・・。」
長男:「何を言ってるんですか!
    ワシ(←自分のこと)は友達の感動を奪うようなことはしないよ。」

・・・・ふむふむ。
    そうだよね、ドキドキして見るから感動したりがっかりしたり
    するわけで・・・。教えるのはヤボってもんだ。

       

レポートが2つも3つも重なってふ~ふ~言っている提出日前夜。
実験データのやりとりを携帯で連絡しあっている彼ら。

現代っ子は便利だなぁ~なんて思っていた。

ところが夜中の2時、3時になるにつれ、
お互いを励ましあうに変わっていったらしい。

朝、長男曰く、
「いやぁ~あいつのおかげで粘れたよ~!」

母も頑張ってつきあえるだけつきあったつもりだが
友情には勝てない・・・。

       

時として、ネットで話題になるより早く情報が飛び込んでくることも!

「シェリーはビリーの娘だ~!」

ひょえぇぇ~これには家族中でびっくり!だった。
さりげなく受ける情報を流すあたりはさすがである。

       


ユビキタスネットワーク社会がもうすぐそこ!という昨今。
「どこにいても、いつでも、どんなものからでもネットワークにつながる」
という夢のような世界がもうすぐ現実のものとなる。
携帯電話もその経済波及効果の一翼を担うこととなるだろう。

だけど、だからこそ、
携帯のもつコミュニケーションの部分、
「携帯電話の先に人がいること」
相手を思いやって言葉を発する、メールを送る
ということの大切さをみんなみんな忘れてほしくないなぁ~
と、思う母である。

どんなに便利になっても、いつまでも・・・ね。




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2 Comments

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新しいシステムは (fujimino)
2007-06-23 23:28:28
新しいシステムは新しい文化を生み出していくと言われますが、本当にそうですね。

それが良いことか悪いことかはわからないけど。
本当の意味でのユビキタス社会に向かって進行しつつある現在でも、僕たちが子供だった時代と大きく様変わりして来ていますね。

もう明らかに携帯が生活の一部となり、生きる手段の絶対的なツールになったようです。

今後は何もかも携帯で行うようになってしまうのかも。
携帯での礼儀作法もまた考える必要があるのかも知れませんね。
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fujiminoさんへ (ニーナ)
2007-06-24 10:08:17
fujiminoさん、こんにちは。
世の中学生たちにとって携帯電話というものは大人が思っている以上に「感情をそれとなく伝えてくれる生き物」のような気がします。
時にユニークな言葉を添え、時に文語調で語り、と抑揚をつけてさまざまな場面に対応するワザを彼らは持ち合わせているようです。
まさに「空気を読む携帯」なんですよね~。
返信する