被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

上栗林集会所(避難所)3月28日

2011年03月27日 | 被災地情報
「おめもひかりさないときにくればたいしたよかったのに」
「俺の頭を見て言ってるよね」「おじさんも冗談いえるなら もう大丈夫だよ」
「次は酒さもってこねばだめだよ」「はいはい」
少し余裕が出てきたのか。こちらが馴染んできたのか。ちょっと明るい雰囲気がでてきました。

写真の右が今回実家が被災しながらも地域のためにがんばる ねおす 柏崎
写真左 地元のおじさんと区別がつかない??のが 私 宮本です。

この集会所には川下にある片岸地区の方が現在70人ほど避難しております。

給油管

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
みなさんからいただいた給油管は半分を遠野のストックヤードに置き、遠野から避難所や被災地にガソリンを小分けして運ぶのに役立てています。

残りはガソリンを入れて、私たちが活動している鵜住居川流域の各避難所や被災地に直接私たちが届けるのにたいへん重宝させてもらっています。                        宮本

第4陣スタッフ紹介(3/26現在)

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
第4陣のメンバーを紹介します。
(クリックすると大きい画像で見られます)
札幌から荒井、東川から山口、高野で向かいました。
既にいる、黒松内からの柏崎、佐藤と合流して合計5名です。

その他、都留文科大学の高田先生、
アースコンシャスの加藤さん、
NPO法人森の遊学舎の大西さん、
工房草の大関さん
一橋大学の川田さんなど
自然体験活動の分野で活動する人たちが集まってきて
合同合宿形式での活動となりました。


私たちねおすは主に子どもの活動と栗林地区の地域の皆さんとの関係づくり
その他のメンバーは、物資の供給と新しい地域のニーズ把握という役割分担で進めました。

今日、他のメンバーは帰りました。
私たちも明日、いったん帰ります。
明日からは、ねおす第5陣とバトンタッチです。

荒井

3月26日 炊き出しの様子

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
300人が避難生活をしている栗林小学校。
普段の食事は、地域のボランティアさんが握ってくれるおにぎりです。
一度に300人分のご飯を炊くことが出来ないため、
地域の方たちがおにぎりを手分けして握っています。

今日は、自衛隊さんがご飯を、私たちが豚汁を炊き出しすることとなりました。
300人分の、肉を切り、人参、ジャガイモ、こんにゃくなどを刻みます。
場所がないので、煮炊きは外にプロパンを配置しておこないました。
皆さんには、体育館で待っていてもらい、トレーに乗せて配膳しました。

 ※ボランティアさんが体育館に運んでくれます。

食事の際には、地元出身でもある柏崎が挨拶をさせてもらいました。
皆さんからは「久しぶりの温かい飲み物だ」と喜んで頂けました。


荒井

北海道小袋プロジェクト「from Hokkaido」

2011年03月27日 | 地域社会起業育成支援
北海道小袋プロジェクト「from Hokkaido」をスタートさせました!!

第5陣の宮本隊の車には、袋に入りセットになった小物達が積みこまれています。

全国から大量の物資が集まり、どこ(誰)からの物資・心 が どこ(誰)に届くかわからない状況になっています。 それをわかりやすくしたいと考えた末のプロジェクトです。

北海道の人々からだとわかるようにセットし、釜石の鵜住居・片岸地区で被災に合われた方々に届けます。

被災地には日々大量の物資が搬入されています。せっかく送られた衣類も結局は利用されず、過疎地に都会から来たゴミとして大量に残るという、残念な結果にもなりかねません。

搬送状況は日々改善されています。食糧や寝具、衣服など当面のモノ達はそろい始めています。そして、避難所はどこも物資段ボールでいっぱいなのです。被災者は届いた物資を個人で所有するにも収納するケースがない、袋がないのです。また大量の物資を保有・保管できない現状も出ています。

さらには、被災現場から遠い地への避難移動も始まっています。今はガソリンが手に入りませんが、それが手に入るようになると、駅まで送迎できる車は数多くあります。
だから、ガソリン燃料が行き渡れば、もっと多く他地域への移動が始まるかもしれません。ですから、モノが多くては困るという潜在事情もあるかもしれません。

そこで、「一家にひとつあったらいいモノ」が入った小袋を作ることにしました。

子育て世代を支援する社会事業を展開する「のこたべ」の平島さんグループと協働し、爪切り、クリーム、小さなポリ袋など小物ばかりを詰めた袋を用意しました。袋その物も収納袋として使えます。大きめな手提げタイプの袋は、北海道観光振興機構さんが提供してくださいました。そこに、あまり目立たないような控え目に「北海道」の名前が入っています。



この協働プロジェクト第2弾は、学童用品。

宝島旅行社の鈴木さんに協力を頂き(株)三好商会さんに集めて頂いています。 被災地の学校はもともと春休みです。そして、子ども達は急速に疎開的に移動しています。都会や他地域の知り合いや親族を頼っているのでしょう。

であっても、地域に残っている子ども達がいます。その子達へのお見舞いとして配布します。このセットには、黒松内町の子ども達からの激励のメッセージを入れます。

高木