現在の被災地ではボランティアができる仕事は多々ありますが、大きな瓦礫撤去はもうありません。子どもの放課後活動、復活を目指している商店や直接被災者だけでなく後方の農村地域の支援などなど多岐にわたっています。
これらはかなり地道な活動です。困っている人を助けるというよりは、私達ができることをお手伝いさせて頂き、私たち自身も動き始めている被災者の方から学び、お世話になるというような共存協働のような感じになっています。肩の力を抜いて自然体で「地域・地域の人」と関わってください。被災地にボランティアが寄り添うこと、このことに意義があることは確かです。
中・長期でのボランティアへのご参加をお待ちしております。
■活動場所
釜石市鵜住居・片岸・根浜・箱崎・栗林・橋野地区
■活動拠点
「北海道・ねおす釜石栗橋ボランティアセンター」
岩手県釜石市栗林町仮設住宅or同市内「元橋野へき地保育所」
■活動内容
1.釜石一次産業復興支援プロジェクト
(1)漁業復興支援(片岸・箱崎地区)
・養殖漁師さんのサポート
(2)地域農業再生支援(橋野地区)
・農業技術の伝承と産直組合の販売支援
2.子どもの居場所づくりプロジェクト
(1)放課後子ども教室(定期実施)
(2)子どもキャンプ(長期休暇中)
3.ちから仕事プロジェクト(春~秋)
・瓦礫の片づけ、跡地周辺の草刈り、側溝の泥出しなどの作業
4.交流の場創出プロジェクト
・仮設団地内及び仮設商店街、産直施設及び未利用施設などでのイベントの実施
5.地域資源見直しプロジェクト
・フィールドワークと通した地域資源の調査と整理
・地域住民を対象としたヒアリング調査
・地域における各種支援活動の報告会の実施
6.地域社会企業家育成支援プロジェクト
(1)社会企業・就労支援研修の実施
(2)社会企業家支援・事業推進の支援
7.キッチンボランティアと「食」を通したプロジェクト
※状況により事務仕事を含む幅広い仕事をお願いすることもあります。
※支援プロジェクトは現地のニーズで変更があることを予めご了承ください。
■対象
自分自身でリスク管理できる18歳以上の方
※高校生は除く。また、未成年者は保護者の同意が必要。
■条件
・2012年4月~2013年3月の間で1ヶ月以上滞在できる方
・普通運転免許を持っている方
・被災地のことを親身に思っている方
基本的に仮設住宅での共同生活。洗濯・入浴も可能。
食事は基本的に自炊。外食は、個人負担。
■参加までの流れ
1.お問い合わせ・お申し込み→2.面談→3.決定・調整→4.参加
■補助
活動拠点までの交通費:片道につき5,000円を補助
■お問い合わせ・お申し込み先
下記の電話番号またはメールアドレスへ、担当の中村までご連絡ください。
札幌市中央区宮の森2条14丁目1-14 NPO法人ねおす 札幌事務所 (土日祝日は休日)
TEL:011-615-3923 メール:npo@neos.gr.jp
※参加申込の際は、次の1~9の項目をご連絡ください。
1.お名前と性別
2.ご住所
3.携帯電話番号と携帯メールアドレスとPCメールアドレス
4.緊急連絡先(電話番号)
5.生年月日
6.希望プロジェクト
7.希望滞在期間
8.これまでの支援ボランティア参加有無
9.所属または学校名