被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

ボランティアの裏方

2011年08月13日 | 地域社会起業育成支援

佐渡裕さん釜石訪問のお手伝い

来場者の誘導や交通整備をしました

釜石商工高校では

釜石商工・釜石・大槌・遠野の各吹奏楽部の高校生

に佐渡さんが熱心に指導する

場面が見られました

★SKOとお花植え

宝来館では

演奏している彼・彼女等

の顔と、普通の小・中・高学生

の顔が見られました

★縁日

大槌の吉祥寺では

青森からの炊き出しの

ボランティアが来ていた

園児からご年配の方まで、

大槌町の300名くらいの方々が

寺内での演奏に酔いしれていました

ボランティアで参加してくれた学生達も

地元の方と交流でき、なおかつ

世界的な演奏も聴くことができ

楽しんでるようでした。

★ボランティアを受け入れる地域の力

ボランティア活動もすべてが自己完結にすることは

どのようにしても難しい

地域の方々が必ず動いてくれています。

富田


交流は続く

2011年08月08日 | 地域社会起業育成支援

★つる

6月上旬に、50人で来てくれた

都留文科の学生が9名、

本日からまた来てくれました

箱崎の片づけ作業や

復興イベントのスタッフをしてくれました

ボラセンには、前回交流のある

上栗林の避難所の方々が

また、学生に会いたいと

訪問してくれました

★ほうらいかん

昨日は女将のご招待で、

宝来館BBQ+宿泊をしました

スペシャルゲスト

根浜の漁師さん8名が加わり

大盛り上がり

その日は決起集会があったみたいで

「行政の支援は待っていられない」

「自分たちでとにかくやるしかない」

富田


片付けは続く

2011年08月07日 | ちから仕事

仮設住宅への転居が本格化し、生活支援局面は変化して来ていますが、一方、瓦礫の処理、特に小間物はまだまだ実施しなければならない場所があちらこちらにあります。

草の中、林の中、重機が入りにくい場所、小川の土手、排水溝・・・・被災者よりの希望は続いていますが・・・、ボランティアの数も減っています。生活支援NPOはさまざまと増えていますが、お片づけ隊の姿はめっきりと少なくなりました。

我が方もお盆過ぎのボランティアさんがいません・・・。 職員スタッフ2から3人では支援も限られてしまいます。

8月16日に苫小牧発で現地行き車両を配車予定です(フェリーがまだ取れていませんが・・・)

同乗して頂けるボランティア募集中です。 できれば、現地滞在3から4日・・1週間以上

行きの旅費はねおす車に乗って頂ければ旅費はかかりません。1週間以上関わって頂ける方には帰りの旅費はかかりません。

ボラセン滞在費(宿泊食事)もボランセン運営費でみますので、無料です。

みなさん、よろしくお願い致します。


岩手大と協働作業

2011年08月06日 | ちから仕事

◆岩手大学と協働作業

 ここ数日続けている箱崎地区の草刈と瓦礫収集・・。スポーツ系の屈強な男子学生が炎天下で頑張ってくれました。大人数でしたのではかどると思いましたが、終わりませんでした。お盆が近付いていておりお墓参りの準備が必要なのですが、地域にはわずかなお年寄りしか残っていません。お墓に通じる道路の草刈も要望されています。来週も続きます。

 

 


本日のボラセン

2011年08月06日 | 地域社会起業育成支援

本日も暑い一日です。

 

◆岩手大学と協働作業

 ここ数日続けている箱崎地区の草刈と瓦礫収集・・。スポーツ系の屈強な男子学生が炎天下で頑張ってくれました。大人数でしたのではかどると思いましたが、終わりませんでした。お盆が近付いていておりお墓参りの準備が必要なのですが、地域にはわずかなお年寄りしか残っていません。お墓に通じる道路の草刈も要望されています。来週も続きます。

 

◆コマモノ瓦礫

 各集落に重機も入っています。が・・、自衛隊は撤退しましたし業者も限られています。重機で取れない、重機が入れない場所のコマモノ瓦礫は人力で取りださねばなりません。

小さな漁港へゆく林の中に打ち上げられた板や小物を重機が入れる場所に移動する仕事はいくらでもあります。今、ボランティアが少なくなってしまえば、海岸の美しさは戻らないでしょう・・・。 ここは、国立公園なんだがなあ・・。 環境省はどうしているんだろ???

 

◆お盆明けのボランティア

 来週のボランティアさんは一応確保されていますが、お盆明け16日以降のボランティアさんがいません。 現在16日を予定日として北海道より車が一台出ます。 どなかたが同乗してくださる方はいませんか?

 

◆農家のお手伝い

 震災支援もあり、ボラセンがある山間集落の橋野では、例年より多くの作付をしています。就農者は高齢なので、人手不足です。本日午前中はイモ掘り作業もしました。

 

◆NPOのあ

 さわやか財団の仮設コミュニティづくりプロジェクトの事前視察にNPOのあのSWDさんが滞在。夕食のキッチンもご指導・・。ベテランが入ってメリハリがついてます。

 

◆釜石復興プロジェクト会議

 市が主催する会議にもTNTと台湾実践大学の先生方が出席。

 

◆福島から

 福島で津波と原発の二重被災にあった高木の友人SZK夫妻が慰問に来てくれました。宮城南部に避難生活を送っています。一時帰宅のコーディネイトを今は臨時仕事にしているとのこと。元気な姿が見れて良かったです。

 

◆夜には、札幌宮の森中のM先生、ねおすの事務局長のSも合流予定です。

 随分賑やかなボランセンです。

 


釜石市街

2011年08月05日 | ちから仕事

◆片付け作業

暫く日差しがでなかったのですが、今日は灼熱の太陽でした。

 

重機が迫っているけれど、瓦礫が背が高くなった草に埋もれている箇所が目立つようになっています。ここ数日のお片付け隊は、そのような場所の草を刈り、重機が集めにくく散らばっているモノを一か所に集める作業をしています。

 

朝は涼しいので早朝作業がいいのでしょうが・・、身体のペースもありますし・・結局9時スタート作業となってしまうので、今日のような日は大変です。午後は、2時半過ぎに早めに切り上げました。 明日は岩手大の学生さん20人が来ますので、彼らと一気に撤去作業です。

 

◆ネットワーク営業

釜石のNPOリアス、復興新聞を訪ねました。北海道で基金運用をしている内閣府社会起業支援コンペの一部枠を被災地へ持ってくることになりました。その営業を、札幌から来たHさんとネットワーキング営業、広報活動をしました。 久しぶりに訪れた釜石市街地は大きな瓦礫こそは片付きましたが、ガランどうになったビル群が痛々しく目に移りました。


ゆかたを届けます。

2011年08月02日 | 交流の場創出

 

皆様にご協力を頂いた ゆかた、おび、下駄、甚平を明日、大槌町のPTAの役員さん三浦さんへお届けします。 一枚一枚ビニールに包みサイズを整理した子ども84、おとなサイズ37 合計 121着です。

引き続き募集をしておりますが、次の釜石行の配車が6日予定です。これが ゆかた配布の最終となります。

 


次の課題・伐採作業

2011年08月02日 | ちから仕事

                 

支援を続けている漁師Mさんの漁港がある根浜(ねばま)海岸の集落の周りの山林です。

この海岸へボランティアで清掃に来て頂いた方はわかると思いますが、この写真では大きな舟がまだ撤去されていませんが、瓦礫がなくなり地面が出ています。背後の斜面もきれいになったでしょ。 皆さんのおかげでここまで撤去作業が進みました。

根浜地区は重機による瓦礫撤去もほぼ終了します。 撤去できなかった細か物やガラスなどの取り除き作業は続けますが、撤去作業は、この隣の港集落、箱崎に移しています。 

さて、次の根浜の課題です。 再度写真をご覧ください。海岸側の全面、津波をもろに受けた杉がすでに茶色に枯れてしまっています。 この杉の伐採撤去が次の課題です。

これはプロの技が必要です。 森づくりの専門NPOと協働をお願いしてゆきます。

高木


子どもモニターキャンプ最終日

2011年08月02日 | 子どもの居場所づくり

 

  昨日は、夕方に被災被害が大きい大槌町の焼け跡(津波の後に火災が発生)の商店街のビル群や港の様子を見に行きました。 子ども達は驚きの声をあげ写真を撮っていましたが・・、大人でも目の前の現実と津波のイメージがつながり難いのです・・。彼らにとってもなかなか想像できないでしょう。 

今回は直接被災した人からの話を聞くことはしませんでした。私の言葉を通して状況を説明したのですが、やはりどなたからか、少しお話をしてもらった方がよかったかなとも思います。

 そして、本日は北海道の子ども達のモニターキャンプ最終日。午前中はボランティア体験。

地域の人達が育てているラベンダーの手入れが、震災のために多忙になりなかなかできなくなっています。 花の穂を切り取る作業のボランティア体験。 漂着した木端や家庭用品を片付ける場所もありますが、それはちょっと刺激も強いでしょうし、危険もありますので、後方支援ボランティアです。 理由を説明したのですが、彼らなりに理解をしたようです。

お昼後、路線バスにて橋野の山の中から釜石、JRで八戸、八戸見学をしてから、八戸からフェリーにて予定通り帰道します。

子ども達は、何を感じたでしょうか・・。 作文を書いて欲しいな。

 


2泊3日 橋野たんけんキャンプ 

2011年08月01日 | 子どもの居場所づくり

7月30日~8月1日の2泊3日で

「夏休み 被災地支援 夏の子ども事業 橋野たんけんキャンプ」

を拠点である橋野保育所周辺で開催しました。

残念ながら地元から2泊3日で参加する子はいませんでしたが、

北海道の子どもたち4名が参加してくれました。

 

<キャンプ1日目>

この前まで蒸し暑かった釜石ですが、

なかなか太陽が顔を見せてくれません・・・

この日も朝から雨がしとしとしていたので、予定の川遊びは明日に延期。

夜は橋野地区の近くの神社のお祭りがあったので、

神社までお散歩、お参りをしてきました。

昔から遠野とつながりが深い橋野地区。

保育所の近くを流れる沢檜川には遠野物語の五郎兵衛淵という話があり、

かっぱが登場します。

かっぱが大好物のきゅうりを持って、お散歩に出かけてきました。

さてさて、かっぱに出会えたかな!?

 

<キャンプ2日目>

今日は日帰りですが、仮設住宅に入居している子どもたち5名が合流。

「仲良くなろう」ことでさっそくネイチャーゲーム!

自己紹介もしながら、自然と動物について詳しくなる子どもたち。

最後は外に出て、フィールドビンゴに挑戦!

初めての場所でもいろいろな感覚を使って

探そうと思えば、いろいろなものが見えてくる。

不思議だね。

自然のなかで宝物探しに夢中になっているとあっという間に午前中が終わってしまいました。

今回、岩手県ネイチャーゲーム協会のなべちゃんことWTBさんにご協力いただきました。

子どもたちに素敵な時間をありがとうございました。

 

午後からは沢檜川の上流へ。

 

ちょっと肌寒いけれど、川遊びだぁ!

初川遊びの子もいましたが、緊張していたのはほんの数分。

あっという間に飛び込みをしたり、生き物を探したり、川の流れに身を任せたり・・・

様々な遊びをする子どもたちでした。

保育所に帰ってからは、

ご近所さんの畑に行き、じゃがいも、かぼちゃ、なす、ピーマンの収穫体験。

軍手をどろんこにしてみんな帰ってきました。

さて、このあとはこの野菜を使って野外炊事に挑戦です。

メニューは「橋野のたっぷり夏野菜カレー」。

お味のほうは・・・

もちろん「うまい!」

なんたって、収穫したばかりの旬の野菜ですからね!

まずいはずがありません。

帰るまでの時間には仮設住宅、北海道の子どもたちが一緒に遊ぶ姿が見られました。

ほんの一日だったけれど、盛りだくさんな一日。

お互いにいい思い出ができたらうれしいです。

 

<キャンプ3日目>

今日は「世界遺産登録候補 橋野高炉跡」に見学に行ってきました。

地元のガイドもしている佐々木さんに案内していただきながらだったので、

ただ単に見るよりも理解が深まりました。

鉄をつくるためには

①木炭があること、②鉄鉱石があること、③水路があること

という条件がないといけないそうで、

この場所に高炉があったという現実が実感できました。

北海道の子どもたちのなかには室蘭出身の子もいて、

同じ新日鉄があるということで親近感を覚えたようでした。

明日、北海道の子どもたちは帰道します。

どんなことを感じてくれたのか。

言葉にすることは難しいと思いますが、

正直な言葉で聞きたいです。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

釜石で育った私ですが、

海、鵜住居川の上流にこんなにきれいな川が流れ、

こんなにも素敵な地域が広がっているとは知りませんでした。

きっとこのような地域の宝物は探せば、探すほどに出てきますし、

知れば知るほどに楽しくなり、この地域を誇りに思うようになるでしょう。

現に私がそうですから・・・

 

釜石を好きに、そして誇りに思う子どもが増えることを

願いながら、次回の日帰りプログラムに備えたいと思います。

 

次回は幼児向け:8月6日

幼児~中学生:8月9、10、11日に開催します。

 

柏崎

 

※キャンプで使用したテント、シュラフ、レインウェアは「NPO法人 北海道NPOファンド」からの
  助成を受けて購入いたしました。ありがとうございました。