日本四人将棋連盟

創立11周年
四人将棋の棋戦情報やイベント情報、コラムなどを発信しています。

第7回棋士総会の報告

2020年07月24日 | 棋界情報
棋士総会の結果をご報告します。

①会員種別の撤廃

会員種別が撤廃され、どの会員も平等に実力を発揮できるようになりました。

②帝王戦(順位戦)の休止

8月7日(金)を以て、71期まで続いている帝王戦を休止致します。
復活時期は未定ですが、ビッグになって帰ってくる予定です!

帝王戦の記録

③ランキング戦の新システム導入

天帝戦の予選であるランキング戦は
新しいシステムに生まれ変わりました。
第71期ランキング戦よりルール適用します。

ランキング戦のシステム説明

日本四人将棋連盟
岸亜双会長

ランキング戦のシステム説明

2020年07月22日 | 天帝戦・ランキング戦
ランキング戦では、全参加者にランクが付きます。
前期ランクを元に、変則的な勝抜き戦で上位3名を選出します。
上位3名は、天帝戦への挑戦権を獲得します。

■参加資格:日本四人将棋連盟の会員
■参加方法:挙手制
■ルール:変則的な勝抜き戦

■奇数参加(7人)の場合
①前期4~7位で2勝先取戦
②前期2~3位と①の成績上位2名で2勝先取戦
③前期1位(シード)と②の成績上位2名が挑戦

■偶数参加(8人)の場合
①前期5~8位で2勝先取戦
②前期3~4位と①の成績上位2名で2勝先取戦
③前期1~2位と②の成績上位2名で2勝先取戦
④③の成績上位3名が挑戦

■ランクの付け方
・成績>前期順位でソートされます
・新規の参加者は最下位からスタートします
・復帰者は、復帰前の相対順位+0.5位でスタートします

<3位/9人で休場し、復帰時に16人になる場合>
5.33+0.5(四捨五入)=6位

<3位/9人で休場し、復帰時に8人になる場合>
2.67+0.5(四捨五入)=3位

第74期棋帝戦第6局~第8局

2020年07月15日 | 新着棋戦情報
第74期棋帝戦第6局~第8局の結果です。

第6局結果内容(261手まで)
1位りゅう三段(2勝)
2位中田正康初段(2勝)
3位岸亜双雷帝
4位中司晃貴棋帝(2勝)



第7局結果内容(207手まで)
1位中司晃貴棋帝(3勝)
2位中田正康初段(2勝)
3位岸亜双雷帝
4位りゅう三段(2勝)



第8局結果内容(250手まで)
引き分け


第74期竜帝戦十番勝負特集

2020年07月14日 | コラム
まもなく、第74期竜帝戦十番勝負が始まります。
そこで、今期竜帝戦予選に出場したものの1撃破も出来なかった私、副会長の高城亜樹が第74期棋帝戦に続き、インタビューさせていただきました!!

第74期竜帝戦は現在進行中の第74期棋帝戦と予選通過順位も含めて全く同じ顔ぶれとなります。

まずは、予選1位通過のりゅう三段です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
りゅう「予選は出来過ぎでした。強豪ひしめく中で1位通過できたのは大変嬉しいことです。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
りゅう「最初聞いた時は驚きました。自分はともかく、通過メンバーが同じということは、今強い棋士としての立ち位置を確立してきたのではないでしょうか。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
りゅう「竜帝戦、棋帝戦のダブルタイトル戦という事で大変だとは思いますが、精一杯頑張りたいと思います。」

続いて、予選2位通過の岸亜双雷帝です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
岸亜双「隙のない予選メンバーで苦しい戦いでした。私自身は、今時の戦い方に馴染めた気がします。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
岸亜双「りゅうさんにも中田さんにも下積みがあり、今日までに数段強くなっています。彼らにも絶対王者にも敬意を示します。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
岸亜双「予選とはルールが違いますので、切り替えて挑みます。もちろん、奪取を目指します!」

続いて、予選3位通過の中田正康初段です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
中田「実力以上に運が味方してくれた。自分らしい将棋を指して、挑戦権を獲得できたのが一番嬉しい。特に最終局は最高だった。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
中田「中司竜帝から四人将棋の厳しさを教えられ、岸亜雷帝の棋風を参考にさせて頂き、りゅう三段と肩を並べようと努力してきた。旧連盟時代から追いかけて来た背中に追いつきつつある、そう思うと、自分の成長を感じる。この面子で対局ができる、それだけでも、私にとっては幸福。順位は単純に現在のパワーバランスが現れていると思う。その点、まだまだ実力不足だと感じる。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
中田「偉大な先輩方に一矢報いる。自分の限界を超越する。」

そして、第74期竜帝戦も予選通過3人を迎え撃つのは本将棋のプロ、羽生善治九段よりも多くのタイトル連覇を重ねる四人将棋の絶対王者、中司晃貴竜帝です。

高城「まずは、中司六冠にとって竜帝とは?」
中司「竜帝はとても相性がいいタイトルだと実感してます。33連覇という数字が全てを物語っているのかなと思います。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
中司「やはりその時の勢いが乗っている棋士、安定して強い棋士達の集まりなのかなと。でもまだまだ若手には負けられません。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
中司「自分らしい四人将棋を指して防衛を目指します。」

四者四様に気合いは十分。
第74期竜帝戦は近日開幕です。

挑戦者決定!棋帝と竜帝の二冠を狙う

2020年07月14日 | 棋界情報
7月13日、竜帝戦の予選最終局が行われました。
外部参加の方を含む7名で争われた予選の7局。
結果は以下の通り。



1位~3位の3名が予選を通過し、決勝に駒を進めました!

何の因縁か、同時進行中の第74期棋帝戦と同じ顔ぶれ。
二冠を奪うものは現れるか!

注目の竜帝戦十番勝負は、近日開幕致します。

第74期竜帝戦予選最終局

2020年07月13日 | 新着棋戦情報
第74期竜帝戦予選最終局の結果です。
これにより、岸亜双雷帝とりゅう三段と中田正康初段が中司晃貴竜帝への挑戦権を獲得しました!

最終局結果内容(146手まで)
1位中田正康初段(1勝)
2位heacoアマ(1勝)
3位高城亜樹初段
4位あるきびと四段


山崎隆之八段と中司晃貴プロが四人将棋の対局を解説!

2020年07月11日 | 棋界情報
2017年に、幕張メッセにてニコニコ超会議が行われました。
その企画の一つが、四人将棋の対局!

対局を行いましたのは、
本将棋の第一線で活躍するプロ棋士の方々です!

中司晃貴プロもゲスト出演し、対局を解説しました!



<対局者>
斎藤慎太郎七段(当時)
中村太地六段(当時)
藤田綾女流二段
竹俣紅女流初段(当時)

<解説者>
山崎隆之八段
中司晃貴プロ(日本四人将棋連盟)

提携のお知らせ

2020年07月07日 | 棋界情報
日本四人将棋連盟はTwitter棋戦同盟と提携を結びました。

Twitter棋戦では、Twitterユーザー同士で
将棋のリーグ戦・トーナメント戦を行います。
参加者は1棋戦で68名と、熱いタイトル戦が繰り広げられています!

Twitter棋戦同盟様を、動画でご紹介させていただきました。



OGPイメージ

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Twitter棋戦同盟とは同じゲームを嗜む者同士
手を取り合って、普及、対局に励んで参ります。
どうぞ宜しくお願い致します!

日本四人将棋連盟会長
岸亜双

移り変わりゆく時代

2020年07月06日 | コラム
私が会長職を降りて、1カ月余りが過ぎました。
現在は岸亜双会長が連盟を引っ張っていく為、頑張ってくれています。
直近の話題は連盟とTwitter棋戦同盟が提携を結んだことでしょうか。
これも連盟が四人将棋が、発展していく為の一つの行動だと思います。

運営は任せて、今後自分は目の前の対局に全力で挑みます。
最近は若手の台頭が著しいですが、更なる記録を打ち立て、
棋界のトップで在り続けられるように精進致します。

日本四人将棋連盟
中司晃貴六冠

竜帝戦予選も大詰め!~挑戦権争いの動向~

2020年07月05日 | コラム
棋帝戦と並行して実施されている第74期竜帝戦の予選。
今回は外部参加含め7名が予選にエントリー。ポイント無しの1人4局というルールで3枠の挑戦権を争っている。
現在全7局中の5局まで終了し、いよいよクライマックス。現在の状況を整理してみよう。



すでに一歩抜け出し、挑戦権を獲得しているのがりゅう三段だ。
3戦3勝と大暴れし残り1局を残して2位以上での予選通過を確定させている。
孤軍派の若き雄が棋帝戦に続いての連続挑戦ということで、悲願のタイトル獲得にますます期待が高まる。

現状の2位以下は混戦模様だ。既に全局を終了し敗退したやきそば初段を除いて、全員に挑戦の目がある。
なかでも有力視されているのは現在1勝の2人。
heacoアマは参加初戦から安定した指し回しで1勝。「残り2局中1勝以上」は一番緩い通過条件だ。
四人将棋界に新たな挑戦者が現れるか、是非注目していきたいところだ。

岸亜双雷帝も1勝を挙げている。次局での勝利は絶対だが、強豪相手にどう立ち回っていくか。
直近のタイトル戦では欠かさず決勝進出を果たしている岸亜雷帝。ここが正念場だ。

後方からは2局を残したあるきびと四段が虎視眈々と勝機を狙う。十分勝ち目はあるだろう。
棋帝戦でも活躍中の中田初段は0勝ながら撃破数3。最終戦に勝てば優位を活かして予選突破が見える。
高城初段はもう1局の結果次第だが、全員撃破なら挑戦の可能性が残されている。奮起に期待だ。

残り2局は週明けから順次実施予定。
中司竜帝に挑むのは一体誰か!?そして決勝戦の行方やいかに!
迫る真夏の決戦に向け、ボルテージは高まるばかりだ。

日本四人将棋連盟
やきそば初段

棋帝戦は中田正康初段が一歩リード!

2020年07月04日 | 棋界情報
第74期棋帝戦は、第4局まで終了しました。
中田正康初段が勝数でりゅう三段を逆転し、暫定1位に躍り出ました。

第4局までの結果はこちら

調子を上げている中田初段ですが、直近10局の平均ランクは、驚異の2.0位!
中司六冠を押しのけ、1位タイです。



本シリーズは、4勝先取制。
中田初段は現在2勝しているため、あと2勝必要です。
初のタイトル獲得なるか、注目です。