どこ吹く風

旅のことを主に書く。

西安、まずひと言

2007年09月26日 09時42分22秒 | 西安留遊
 この度の中国語研修旅行は、日曜日に発ち日曜日に帰ってきた4週間、29日間の旅でした。4週間のうち1週間は遊びの観光旅行に費やしたので勉学は実質3週間しか取れなかった。考え方を変えて4週間の語学研修とは別の日程で観光旅行を計画した方が良かったのではないかと思う。そうなると1ヶ月を越えてしまうのでそれはそれで別の問題が出る事になるだろうけど。行く前は毎日4時間の坐学に耐えられるだろうかという不安があったが、勉強が始まると教え方が上手いのか、よく勉強する中国の学生さんに触発されたのかやる気が出て何の苦痛・不安もなく4週目に入るともっと居たい学びたいという気持ちになっていた。
 これから楽しかったことを思い出しながら、観光の面と勉強の面を分けて書いていきます。

 観光の面では黄龍・九塞溝(寨は塞の字を使います。)へ行けたことはタイヘンよかった。青・緑・藍色の鏡のように静かな池が周辺の山や木立を映す様はトルコのパムッカレを凌ぐものがあります。また黄龍は4千メートルを越える高地にあるので身体が思うように動かず風景を堪能するまでには至らなかったが、それでもその美しい風景はおぼろげながら思い出すことが出来ます。この次は体調を整えて風景を楽しみたいものです。

 勉学については、感動を受けた授業に漢詩があります。老師(先生・教授)が朗々と詠じた時はキーブルダーチャーするほどの感銘を受けた。澄みきった声で歯切れの良い音声で聞くと詩の心が伝わってくるように思われた。
 また太極拳も10時間の指導を受けた。全く初めての太極拳であったが立ち方から動き方まで基本は運動の原理原則に叶うものでダンスに通じるものを感じた。人間の動きは基本的には同じ事を追求しているのでしょう。

 このようなことをこれから書いていきます。
支出した費用を大まかに分けると、

食事  会食  飲み代  交通費  オミヤゲ
113.7  325.0  209.8  140.0  1,604.6

水  観光・娯楽費  生活用品
25.0   1,132.7   364.5

となっています。おいおい詳しく書きます。

写真説明:中国は食の国、やはり食べ物が初めを飾るのは当然でしょう。