やぎの宇宙ブログ

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「惑星の新定義」決着

2006-08-24 22:28:12 | 特集
冥王星は惑星から外され、太陽系の惑星は8つとなりました。

国際天文学連合(IAU)総会で採決されました。
さらに冥王星や2003UB313などの天体は「矮惑星dwarf planet」と呼ばれることになります。

惑星の条件は次のようになります。
①静水平衡となるのに十分な重力をもつ
②恒星の周りを回る恒星ではない天体で、その軌道上で主要な天体である

メディアの過熱ぶりにはうんざりですが、落ち着くところに落ち着きましたね!

それでも、「惑星の定義」はこれで決着が着いたわけではありません!
そこで「惑星」の定義を巡る特集を配信してま~す♪
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tatsushi)
2006-08-25 14:10:59
いつもながら勉強になります。



これを機会に一般市民ももうちょっと太陽系と言うものに興味持ってくれると嬉しいですね。
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tatsushiさんへ (管理人やぎ)
2006-08-25 22:30:12
コメントありがとうございます。



確かに、今回の騒動でもっと多くの人が宇宙に興味を持ってくれたらいいですね。

そういう意味でも、冥王星は立派な役割を果たしたのかも知れませんね!(^◇^)
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Unknown (リリーマルレーン)
2006-08-27 01:51:10
冥王星の存在は人間がどのように定義しようが変わりません。今まで通り淡々と回り続けるだけですが、惑星のことについて反面教師?としてとてもいい勉強をさせてもらいました。太陽系の成因を考えるときに水星・金星・地球・火星・木星・土星・海王星とは違っているという貴重な存在です。これからも、冥王星人気は衰えないと思います。



今回の一件は、発見者の生誕100年に当たる2006年に不安定な冥王星の立場を強固なものにしようとアメリカが政治的に動いたが、逆に定義を修正されてしまい、結果的に惑星の座から陥落してしまったように感じます。やぶへび・・・という言葉で表せばいいのでしょうか?アメリカが妙な動きを見せなければ古典的9惑星のままで何も変わらなかったはずです。
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リリーマルレーンさんへ (管理人やぎ)
2006-08-27 22:16:19
こんばんは、コメントありがとうございます。



まぁとにかく科学的な定義が決まって何よりですかねぇ~(-◇-)

わたくしも「惑星」について色々考えるきっかけができましたw



冥王星は教科書から消えるかもしれません。

でも、今までだって教科書には冥王星についてはそんなに詳しく触れてませんでしたよねw

冥王星が月より小さいこと、氷でできていること、冥王星と同じくらいまたはそれより大きな似たような天体があること、発見されたのは実は20世紀だったこと、カロンという大きな衛星があること、…などなど、連日ニュースで詳しく取り上げられていました。

「冥王星降格」などと悲しいニュースのように伝えられてしまったのがちょと残念ですけど、こんなにも冥王星が注目され、世間の関心を集めたのは、冥王星発見時以来かも!w



ところで、冥王星とその衛星系の形成について、面白い論文がサイエンスに掲載されたので、記事にして紹介しています!

冥王星はこれからますます面白いですね。
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