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No.399 2010/03/14作成
Helene High Resolution Mosaic (night side)
3月2日、NASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星ヘレネに接近し、これまでで最も近い距離から撮影しました。
ヘレネの画像としてはこれまでで最も解像度の高いものの一つです。
カッシーニは、ヘレネの夜側から接近しながら、複数の画像を撮影しました。
それら夜側の画像を重ね合わせて、モザイク画像にしてみました。
No.396のモザイク画像とは、ほぼ反対側の半球が写っています。
つまり、今回の接近観測でヘレネの大部分の地表が高解像度で撮影されたことになります。
右側の特に明るい部分は太陽光が当たる昼側の部分で、夜側の部分は土星等の反射光で照らされています。
左へ向かう程、解像度の高い画像が得られています。
今回の画像で、これまでにない程詳細な地表の様子が明らかになりました。
これまでの観測と同様、表面の大部分がクレーターの凹凸で形作られています。
No.396の昼側の画像と比較すると解像度で劣りますが、左側の解像度の高いところでは、昼側の地表と同様に比較的大きなクレーターの内部に放射状の地形が見られます。
土星の衛星であるヘレネは36×32×30kmと小さく、いびつな形をしています。
小衛星ポリデウセスとともに、中型の衛星ディオネと同じ軌道上を公転しています。
元の画像:NASA/JPL提供
Helene High Resolution Mosaic (night side)
3月2日、NASAの土星探査機カッシーニが土星の小衛星ヘレネに接近し、これまでで最も近い距離から撮影しました。
ヘレネの画像としてはこれまでで最も解像度の高いものの一つです。
カッシーニは、ヘレネの夜側から接近しながら、複数の画像を撮影しました。
それら夜側の画像を重ね合わせて、モザイク画像にしてみました。
No.396のモザイク画像とは、ほぼ反対側の半球が写っています。
つまり、今回の接近観測でヘレネの大部分の地表が高解像度で撮影されたことになります。
右側の特に明るい部分は太陽光が当たる昼側の部分で、夜側の部分は土星等の反射光で照らされています。
左へ向かう程、解像度の高い画像が得られています。
今回の画像で、これまでにない程詳細な地表の様子が明らかになりました。
これまでの観測と同様、表面の大部分がクレーターの凹凸で形作られています。
No.396の昼側の画像と比較すると解像度で劣りますが、左側の解像度の高いところでは、昼側の地表と同様に比較的大きなクレーターの内部に放射状の地形が見られます。
土星の衛星であるヘレネは36×32×30kmと小さく、いびつな形をしています。
小衛星ポリデウセスとともに、中型の衛星ディオネと同じ軌道上を公転しています。
元の画像:NASA/JPL提供
夜側の地形が良く見えてます。
クレーターが滑らかで、表面が古そうです。