No.564 2011/11/16作成
Rhea High Resolution Mosaic 2
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NASAの土星探査機カッシーニが1月11日に土星の衛星レアに接近しました。
狭角カメラで撮影した7枚の高解像度画像を、組み合わせてモザイク画像にしてみました。
レアの表面は無数のクレーターで覆われていますが、よく見ると溝や断崖のような地形があちらこちらに見られます。
左側はクレーターの多い明るい地表、右側は線状の地形の多い暗い地表となっています。
このようにレアは特徴の異なる2つの面を持っています。
大きさは異なりますが、外観はディオネによく似ています。
以前のカッシーニによる観測では、この線状の模様は地殻活動によってできた断層であることが分かりました。
過去の活動を示す証拠です。
しかし、どうして片側だけが暗い物質で覆われているのかなど、まだまだ謎の多い天体です。
レアは直径1528kmの大型の衛星で、土星の衛星の中ではタイタンに次いで2番目に大きな天体です。
さらに塵や電磁場などの観測から、レアの周囲にはリングやディスク、ハローが存在する可能性も指摘されています。
いずれもまだ直接観測はされていません。
今回の接近は、そのようなハローやディスク、リングの有無を確認する目的もありました。
元の画像:NASA/JPL提供
Rhea High Resolution Mosaic 2
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NASAの土星探査機カッシーニが1月11日に土星の衛星レアに接近しました。
狭角カメラで撮影した7枚の高解像度画像を、組み合わせてモザイク画像にしてみました。
レアの表面は無数のクレーターで覆われていますが、よく見ると溝や断崖のような地形があちらこちらに見られます。
左側はクレーターの多い明るい地表、右側は線状の地形の多い暗い地表となっています。
このようにレアは特徴の異なる2つの面を持っています。
大きさは異なりますが、外観はディオネによく似ています。
以前のカッシーニによる観測では、この線状の模様は地殻活動によってできた断層であることが分かりました。
過去の活動を示す証拠です。
しかし、どうして片側だけが暗い物質で覆われているのかなど、まだまだ謎の多い天体です。
レアは直径1528kmの大型の衛星で、土星の衛星の中ではタイタンに次いで2番目に大きな天体です。
さらに塵や電磁場などの観測から、レアの周囲にはリングやディスク、ハローが存在する可能性も指摘されています。
いずれもまだ直接観測はされていません。
今回の接近は、そのようなハローやディスク、リングの有無を確認する目的もありました。
元の画像:NASA/JPL提供
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