ASEMも終わりに近づいた頃、「やあやあ…」と廊下で始まった菅首相と温家宝首相と日中首脳会談。
裏事情は知らないが、話し合われた内容は、言うならば当たり前のことで、顔見せ程度。
腹を割っての内容ではない。
日本の首相が子供の使いのような今回の会議出席。
日中のハイレベル協議促進や民間交流の再開が話し合われたそうだが、肝心な拘束されてる
日本人の安否や早期釈放に向けた話の内容は水面下で話し合われたのだろうか。
今大切なのは、日本人の拘束の早期釈放だ。それも含めた話をするのが政治家としての役割
だとも思うが。
当初、予定になかった会談、中国側が世界経済や中国国内の対日感情に配慮した会談と
マスコミでは報じられていた。
一国の首相、国民の安全を考えるべきだし、関係修復に向けて場当たり的な内容ばかりでなく、
将来に向けた「ビジョン」を話をしてもらいたい。
「畳水練」という諺がある。
畳の上でいくら水泳の練習をしてもうまくならない意を例え、机上の空論
理論や方法はいくら心得てても実地の練習を経てないので役に立たないことだ。
民主党政権。昨年来見てて、何につけても畳水練のことを練って、加えて党内の足並みが揃わず、外交が後手後手に
まわっているようにみえる。
国と国との関係、大切なことだ。
今回の会議も急遽訪問が決まったと報じられていた。一方で気になるのが日本はこの会議を軽視してるのだろうか。
温家宝首脳そのへんは用意周到でちゃんと何手か先を読んでの外交を行っていると思う。
チグハグ政権。弱腰で情けない。国内ではお山の大将のように偉そうにしてても・・・海外では後ろのほう。
このまま海外から見捨てられて、四面楚歌にならなければよいが。
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