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は・な・う・た・ま・じ・り

昼休みの想い出

 12月5日が息子の27歳の誕生日でした。また以前勤めていた会社のメンバーの中に同年同日が結婚記念日というパートの奥さんがいました。本当に偶然だと思います。私の退職後に正社員になったそうで現在も活躍。誠実でユーモアもあり漢検一級、小説好きで私の友人の小説家の著作も何冊かお読みになられていました。彼女の息子さんは歴史好きで、コミックの「へうげもの」や恩田本などもお借りしたこともあり、いろんな要素が重なり気の合う仲間でした。人名・地名など間違いやすい書類を外に出す時、ダブルチェックはほとんど頼んでいました。
ある日昼休み難読漢字の話をしていたら、何かの拍子で易しい方の漢字の読みについて話をしたことを思い出しました。「生」の漢字です。答えというかすべては結局出ず終いです。

 「せい」(生命)・「しょう」(一生)濁音になって「ぜい」(平生)「誕生日」の(じょう)
訓読みは「いかす」(生かす)「いき」(生残り)生田悦子さんの「いく」、生け花の「いけ」、「うまれる」生まれる、「うむ」(生む)、「おい」(生い立ち)「はやす」(生やす)
「きっすい」(生粋)「きじ」(生地)「なま」(生ビール)「なりわい」(生業)京都の地名「みぶ」(壬生)「しばふ」(芝生)「わらび」(蕨生)、東京には「ふっさし」(福生市)群馬の「きりゅうし」(桐生市)があります。

  人名では、自民党の「あそう」さん(麻生)現政調会長の「はぎうだ」さん(萩生田)、スケートの「羽生結弦選手」は(はにゅう)将棋の「はぶ」さん(羽生)、小説家の塩野七生さんは(ななみ)ですね。下の名で幹生さん(みきお)人名にはまだまだ「生」は使われていると思います。生きるという字ですから・・・。

 また、3月は(やよい)「弥生」、晩生(おくて)、鈴生りになってますの(すずなり)、「生憎」留守にしてますの(あいにく)焼き魚に添えてある「矢生姜」(はじかみ)、「寄生木」(やどりぎ)、生命と書いて(いのち)とも読みます。

 まだ沢山あると思いますが、易しい漢字「生」は読み方の多い漢字には間違いありません。

今日は、二十四節気の「大雪」平地でも雪が降り始める頃とあります。慌ただしい年の瀬ですが「忙中閑あり」で今日の記事がひと息つく時の話ネタや何かの参考になると嬉しいです。

コメント一覧

ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
アメリカン・ブルーさん

どうか目を回さないようになさってください(笑)
早い冬なのでしょうか。宮城県ではスリップ事故が多発とのニュースが流れていました。
おっしゃる通りで寒さを痛切に感じるようになり、年を重ねているのかと自ら思うようになりました。

「生」の反対に「死」という言葉はひとつしか読みがありません。

ken🌸
アメリカン・ブルー
https://blog.goo.ne.jp/aonoie5589
二十四節気の「大雪」平地でも雪が降り始める頃・・・
まさにその通りのようで、
昨日、当地では雪が舞いました。
夫は例年よりも寒さを感じると言っていますが、年齢を重ねたせいかと思いつつ、
まだ始まったばかりの「冬」
楽しみ方も工夫しなければと思いました。

今日の「生」の読み方・・・改めてこうして読んでみると、凄い変化があるものだと実感いたしました。
その深さに今日一日、頭がぐるぐるしそうです(笑)
今日も良いお話をありがとうございます(*´▽`*)
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