リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

水田魚道 研修会 20110303 報道記事

2011-03-04 17:46:04 | 『田んぼのチカラ』2004-
 岐阜新聞版 20110304



テキスト版
水田魚道で生態系呼び戻そう 岐阜市の3ヵ所、県内初設置
2011年03月04日09:25
写真:水田魚道で生態系呼び戻そう 岐阜市の3ヵ所、県内初設置
水田魚道の設置を喜ぶ参加者ら=岐阜市上雛倉

 田んぼと川の魚たちをつなぐ水田魚道1 件の設置研修会と設置作業が3日、岐阜市上雛倉の雛倉川沿いの田んぼ3カ所で行われた。水田魚道の設置は県内で初めてで、参加者らは多様な生き物がすむ田んぼの復活を願うとともに、山、川、海のつながりに思いをはせた。

 魚道の研修会と設置は、コンクリート水路の整備などで分断された田んぼと川のつながりを取り戻すのを目的とした県の新年度事業。県が研修会を県内各地で開催し、設置作業と管理は地域組織などが担う仕組みで、今回はモデルケースとして新年度に先駆けて実施した。

 この日は、上雛倉地区の住民らでつくる地域組織と岐阜市、岐阜農林事務所の職員ら計約30人が受講し、設置作業を行った。講師と設置指導は、農村環境整備センター(東京都)の森井学さんと、宮城県の農業者組織「ナマズのがっこう」の三塚牧夫さんが務めた。

 雛倉川は伊自良川などを経て長良川と合流する川。絶滅危惧種のメダカやスジシマドジョウなどが生息しており、タモロコのように本流から遡上(そじょう)して田んぼで産卵して、稚魚が川へ下る魚種もいる。参加者で岐阜市在住のフォトエコロジスト新村安雄さん(57)は「岐阜県は淡水魚の宝庫であるだけに、それらを保護する上でも水田魚道1 件の設置は意義深い。長良川の生態系が豊かな状態に保たれることを願っている」と話していた。
 



 中日新聞版 20110304
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4 コメント

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期待します。 (SZ-1)
2011-03-05 16:11:12
ドジョウ類が産卵できる環境が少しでも増えるのはありがたいです!
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むぎどじょう (ニイムラ)
2011-03-05 18:22:24
岐阜周辺ではスジシマドジョウのことをムギドジョウというらしい。
 そして、どうやらそのムギドジョウは美味しいものらしい。田んぼにいるアジメドジョウみたいなの、などという方もいる。

 うう。○○たい。
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以下同文 (まつべぇ~)
2011-03-05 19:26:59
おれも,,,,○○たい!!
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戻したいですが… (ニイムラ)
2011-03-05 21:58:23
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%BD%E6%B0%B4%E3%83%BB%E6%B7%A1%E6%B0%B4%E9%AD%9A%E9%A1%9E%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88_%28%E7%92%B0%E5%A2%83%E7%9C%81%29#.E3.82.B3.E3.82.A4.E7.9B.AE
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