過疎地の医師不足が叫ばれる中、青森県深浦町が医師不足の深刻さに改めて直面した。
町営の診療所に勤務する医師を3年がかりで破格の条件を提示して公募したものの、
結局、1人も採用することができないまま公募を断念したのだ。
最低限の1人を確保するため町が打った窮余の「一手」とは!?。
医師1人のまち
青森県西南部の秋田県境に位置する深浦町は、西が日本海に面し、
東は世界遺産「白神山地」に連なり、のどかな風景が広がる。
人口8300人余(4月末)の、
この町には平成25年度まで町営の2つの診療所に3人の医師が勤務していたが、
2人が退職した26年度からは69歳の常勤医が1人。
唯一、残っていた民間病院も昨年3月に閉院し、町内の医師は正真正銘1人となり、
町では医師確保が喫緊の課題となっていた。
南北約60キロの幹線道路沿いに集落が点在する地理的ハンディを克服し、
充実した医療を提供しようと、町は平成27年、
新診療所整備基本プランを策定。
町中心部の高台に医師が複数勤務する新たな公立診療所の整備を打ち出した。
この「深浦診療所」は同町広戸地区で建設が進んでおり、6月1日に開業する予定だ。
プランに盛られた新診療所での複数医師体制を確保するため、町は医師の公募で破格ともいえる条件を提示した。まず、年収2200万円、無料の住宅提供、家賃以外に光熱費、学会への参加費と旅費ともに町が負担する厚遇ぶりだ。好条件をアピールするため、ホームページ上などで公募を行った。
その結果、いったんは2人の医師が応募したが、
「家庭の事情など条件が合わなかった」(同診療所の小山司事務長)ことから辞退されたという。
医師がUターン
やむなく、町は公募を断念。新しい診療所の開設が控えていたことから、
25年度まで勤務していた76歳の医師に頼み込んで戻ってもらい、
現在の常勤医と合わせて2人体制を確保、内科と外科の診療に当たってもらうことになった。
町内で複数の医師が勤務することに、
畑仕事をしていた農家の女性(77)は
「これまで五所川原市などに行かなければならなかったから、2人になれば助かる」と率直に喜ぶ。
だが、2人の医師は経験値が高い一方、
高齢であることに変わりはなく、先行きへの不安があるのも事実だ。
「若い医師に来てもらいたいが…。
若い医師は都市部の設備が充実した医療機関で腕を磨き、
専門分野を極めたいと思っている。郡部ではやはり無理だ」と、
小山事務長は過疎地の医療が抱える根本的な問題を切実に訴える。
実際、開業医の一人も「若い医師は将来に備えて実績を積みたがる。
(問題は)待遇ではない」と医療に対する意識の違いを強調する。
広域連合に期待
http://news.livedoor.com/article/image_detail/14784176/?img_id=17703665
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自衛隊法を改正し、憲法25条の生存権を根拠に専守防衛の自衛隊を規定しよう!
私は戦後、連合軍(アメリカ)の下で、自由、民主主義、人権の尊重そして国際法を遵守する、
新しい日本人として育ちました。
私の守るべき基盤(保守)は、天皇制、日米安保条約、専守防衛の自衛隊であり、日本国憲法です。
憲法第99条:天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
<拡散希望>5月21日より「小満(しょうまん)」となります。夏が、いよいよ春を駆逐して隅々まで夏色に染め始める頃。日本政府の外国人拉致問題にも関心を持ってください。
http://www.miraico.jp/Bridgetohumanrights/