1月に、ぺるけさんより、簡易電子電圧計3号機の部品を配布してもらい、簡易電子電圧計を作製しました。
これは、高入力インピーダンス、高感度、広帯域の電子電圧計を安価に実現するもので、アナログテスタのACレンジで電圧を読み取るものです。
作製結果は、ぺるけさんのHPと、ほぼ同等の性能を実現しました。
ただし、乱視+老眼でアナログテスタの針と文字盤の数値が読みにくく、眼精疲労に悩まされました。
そこで、手持ちのデジタルテスタのDCレンジで電圧を読めるように改造をしました。
性能はそのままで、アナログテスタとデジタルテスタの両方(DCレンジ)で利用できるようになりました。
改造コンセプト:
1.以前から興味が有った、OP-AMPの理想ダイオードで整流する。
2.整流は、半波整流(回路が簡単)で実験。NGな場合は、全波整流。
3.改造がNGの場合は、簡単に元に戻せる。
4.現在のプリント基板の空エリアで実現したい。
回路構成:
1.入力信号は、オリジナル回路の片側テスタ端子とアース端子に接続。
(テスタ出力は、BTL接続で出力電圧を稼いでいるため、同じ電源を流用するために
片側端子とアース端子を利用)
2.OP-AMPの理想ダイオードは、ごく標準的な回路を使用。
OP-AMPは、LME49720を使用しました。他のOP-AMPで実験しましたが、高域特性が
悪く実用に耐えませんでした。
3.ダイオードは、手持ちの高速SWダイオード「1N4148」(50本100円)を使用。
3.出力は、BTL接続で出力電圧を稼ぐ。
4.整流後にコンデンサで平滑しています。
平滑しない場合は、100Hz以下の特性が悪く、かつ出力電圧が安定しません。
実験したところ、100μFが良好でした。アナログテスタで、10Hzを測定しても針が安定しています。
改造結果:
1.整流は、半波整流+平滑で問題ありません。
2.周波数特性は、改造前とほぼ同等です。
3.使用したダイオードの順方向電圧は1Vですが、デジタルテスタ出力を0.1V~10Vまで変化するように、
入力を変え直線性を測定してみましたが、直線を描いており理想ダイオードとして機能いているようです。
これは、高入力インピーダンス、高感度、広帯域の電子電圧計を安価に実現するもので、アナログテスタのACレンジで電圧を読み取るものです。
作製結果は、ぺるけさんのHPと、ほぼ同等の性能を実現しました。
ただし、乱視+老眼でアナログテスタの針と文字盤の数値が読みにくく、眼精疲労に悩まされました。
そこで、手持ちのデジタルテスタのDCレンジで電圧を読めるように改造をしました。
性能はそのままで、アナログテスタとデジタルテスタの両方(DCレンジ)で利用できるようになりました。
改造コンセプト:
1.以前から興味が有った、OP-AMPの理想ダイオードで整流する。
2.整流は、半波整流(回路が簡単)で実験。NGな場合は、全波整流。
3.改造がNGの場合は、簡単に元に戻せる。
4.現在のプリント基板の空エリアで実現したい。
回路構成:
1.入力信号は、オリジナル回路の片側テスタ端子とアース端子に接続。
(テスタ出力は、BTL接続で出力電圧を稼いでいるため、同じ電源を流用するために
片側端子とアース端子を利用)
2.OP-AMPの理想ダイオードは、ごく標準的な回路を使用。
OP-AMPは、LME49720を使用しました。他のOP-AMPで実験しましたが、高域特性が
悪く実用に耐えませんでした。
3.ダイオードは、手持ちの高速SWダイオード「1N4148」(50本100円)を使用。
3.出力は、BTL接続で出力電圧を稼ぐ。
4.整流後にコンデンサで平滑しています。
平滑しない場合は、100Hz以下の特性が悪く、かつ出力電圧が安定しません。
実験したところ、100μFが良好でした。アナログテスタで、10Hzを測定しても針が安定しています。
改造結果:
1.整流は、半波整流+平滑で問題ありません。
2.周波数特性は、改造前とほぼ同等です。
3.使用したダイオードの順方向電圧は1Vですが、デジタルテスタ出力を0.1V~10Vまで変化するように、
入力を変え直線性を測定してみましたが、直線を描いており理想ダイオードとして機能いているようです。
もしアナログテスターの目盛りの数がそのままデジタルテスターに出てくれるものなのであれば、ぜひ作ってみたいと思いまして。
「ぺるけ」さんのページに記載されている校正手順で構成をするとデジタルテスタで直読できます。