2011/09/22
前回のブログでの構想「真夏でも部屋の温度が上がらないアンプ」が
ようやく完成しました。
当初は、オペアンプ(IC)+6N6P(真空管)を使用したハイブリッド全段
差動プッシュプル構成のアンプでしたが資金難から、6N6Pミニワッター
アンプにしました。
ミニワッターとは、「ぺるけ」さんHPで紹介されている出力1W以下の
ミニパワーアンプのことです。
出力1W以下(今回作成では、0.6W以下)ですが、8畳程度の部屋でも
十分な音量が出せます。
今回作成したのは、「ぺるけ」さんHPで標準として作成している真空管
6N6Pを使用した直結シングルアンプです。
まずは、音色:
低音域:シングル・アンプとは思えない低音が出ます。以前作成した、
PCL86全段差動アンプほど引締まった低音は出ませんが、
クラシック音楽を聴くには十分です。
パイプオルガンの低音もしっかり出ています。
中音域:艶のある中音域で弦楽器、管楽器ともにすばらしい。
高音域:私は、トライアングルとシンバルの余韻で判断するのですが、
完成当初は、余韻が歪んでいて余韻とは呼べませんでした。
1時間ほどエージングをしたところ歪みもなくなり綺麗な高音
域になりました。
作成費用:
以前作成した6BM8超3接続アンプを分解し、部品を極力再利用しました。
電源トランス:Kmb60F(再利用)
出力トランス:KA-5730(再利用)
ボリューム:再利用
シャーシ:20cm×13cm(再利用)
SP端子、RCA端子:再利用
真空管:6N6P(6Н6Пスペック) ¥1,260×2
抵抗、コンデンサ類:新規購入 総額¥2,500くらい
MOS-FET:2SK2718 ¥250くらい
回路:
回路は、「ぺるけ」さんHPと90%同じ
変更点:
1.電源トランス、出力トランスともに再利用
2.リップルフィルタ用のMOS-FET(2SK3767,2SK3067) が秋葉原で
入手できなかったため、指定より高耐圧の2SK2718を利用
3.MOS-FETと電源トランスがHP指定と異なるため、電源部のR9を
470KΩに変更
(電源電圧が224Vとなり、R9を変更することにより指定電圧にする
ことも可能ですが、R8両端電圧から電流を計算すると、この電源
トランスの許容電流ぎりぎりなので、変更をあきらめました)
4.入力を2系統切替としました。
風景:

リプルフィルターの設計
Vout = Vin × R10 / (R9 + R10) - Vgs1
詳細は、以下のURLを参照:
http://www.mizunaga.jp/regulate.html#3
前回のブログでの構想「真夏でも部屋の温度が上がらないアンプ」が
ようやく完成しました。
当初は、オペアンプ(IC)+6N6P(真空管)を使用したハイブリッド全段
差動プッシュプル構成のアンプでしたが資金難から、6N6Pミニワッター
アンプにしました。
ミニワッターとは、「ぺるけ」さんHPで紹介されている出力1W以下の
ミニパワーアンプのことです。
出力1W以下(今回作成では、0.6W以下)ですが、8畳程度の部屋でも
十分な音量が出せます。
今回作成したのは、「ぺるけ」さんHPで標準として作成している真空管
6N6Pを使用した直結シングルアンプです。
まずは、音色:
低音域:シングル・アンプとは思えない低音が出ます。以前作成した、
PCL86全段差動アンプほど引締まった低音は出ませんが、
クラシック音楽を聴くには十分です。
パイプオルガンの低音もしっかり出ています。
中音域:艶のある中音域で弦楽器、管楽器ともにすばらしい。
高音域:私は、トライアングルとシンバルの余韻で判断するのですが、
完成当初は、余韻が歪んでいて余韻とは呼べませんでした。
1時間ほどエージングをしたところ歪みもなくなり綺麗な高音
域になりました。
作成費用:
以前作成した6BM8超3接続アンプを分解し、部品を極力再利用しました。
電源トランス:Kmb60F(再利用)
出力トランス:KA-5730(再利用)
ボリューム:再利用
シャーシ:20cm×13cm(再利用)
SP端子、RCA端子:再利用
真空管:6N6P(6Н6Пスペック) ¥1,260×2
抵抗、コンデンサ類:新規購入 総額¥2,500くらい
MOS-FET:2SK2718 ¥250くらい
回路:
回路は、「ぺるけ」さんHPと90%同じ
変更点:
1.電源トランス、出力トランスともに再利用
2.リップルフィルタ用のMOS-FET(2SK3767,2SK3067) が秋葉原で
入手できなかったため、指定より高耐圧の2SK2718を利用
3.MOS-FETと電源トランスがHP指定と異なるため、電源部のR9を
470KΩに変更
(電源電圧が224Vとなり、R9を変更することにより指定電圧にする
ことも可能ですが、R8両端電圧から電流を計算すると、この電源
トランスの許容電流ぎりぎりなので、変更をあきらめました)
4.入力を2系統切替としました。
風景:

リプルフィルターの設計
Vout = Vin × R10 / (R9 + R10) - Vgs1
詳細は、以下のURLを参照:
http://www.mizunaga.jp/regulate.html#3
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