Ⅱ、防犯対策について
現代は特に確たる動機も無く、面識もない通りすがりの第3者に、突発的に危害を加える「通り魔」的な殺人事件がニュースとして取り上げられることが多い。避けられない場合が多いのも現実。しかし、少しでも被害を最小にすることが、大事である。市としての対策は何か、考えられているのか。不審者等に関する情報の共有について対応策としてマニュアルがあるのか。
人通りが少ない、街灯がない、危険な場所がある等、防犯の観点からも学校・地域も含め、行政も把握する必要もあるが、現在はどこまで承知しているか。
もはや、「絶対安全」と言える場所・時間はありません。
人レベルの対策を講じる必要性「自分の身は自分で守る」しか方法はないのでしょうか。以前は、夜道や人通りの少ない場所での「通り魔」、今は多くの人でにぎわう街中で白昼堂々「劇場型犯罪」であります。これも周囲の注目を浴びる、皆を騒がせたいと云う「自己顕示」「孤独感」等の心理が作用していると考えられております。
いつどこで巻き込まれるかわからない「通り魔的犯罪」。少しでも危険を感じたら、あわてず冷静に対処できるか、日頃からその態勢をとっておくことも大事ではないか。少しの警戒心を今以上に保てるか、その啓発活動を防犯対策の一環として組み入れていただきたい、いかがか。