西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

荒れる「初議会」

2011-05-15 19:06:10 | Weblog
すんなりいくか、「議長・副議長」選出。
市長の提案された「副市長2人制」。
どうも選挙後、初の臨時議会冒頭から「荒れる予感」。

皆さん!「副市長2人制」はどう思われますか?
(1)、財政難の折、今、副市長を2人にする必要性があるのか?
    明確な根拠に乏しい。
これまで、津島市の行ってきた「行財政定員管理計画」に基づき、職員の削減、給与の引き下げ、諸手当の引き下げ・廃止等、身を削り犠牲を払い、また議員も前回より定数を3名削減、報酬の削減に協力しつつ、節約して財政改革を行ってきておる最中であります。こうした折に時代に逆行した条例改正が望ましいものか、疑問であります。
市民の利益に反しないか?(市民の要望に沿ったものか?)と云う事。
    
(2)、条例提案前に、議会に丁寧な説明がされたかどうか?
「副市長2人制」が妥当と考えるなら、そのメリットを市民にもっとPRする    必要があるのではないか?
時期尚早でないか、説明責任があるのではないか、と云う意見についてどう     か?

私の具体的な意見については、皆さんの意見を集約して述べます。
参考までに、
①市長がしっかりしていれば、副市長は独りで十分。トップを肥大化させるのは、行財政改革に逆行している。
②人口6万6千人規模の自治体であれば、2人にする必要性はない。
ちなみに賛成意見、
③今まで以上に効率的な事業推進のため、2人の副市長制を敷くことによってスピーディ・かつ的確な判断が下せる。
④副市長2人体制にする事によって、市長は任命した責任上、自らハードルを高く上げたと理解する。
津島市民にとって、将来の津島市の展望を考えた時に人件費等のマイナス要因以上の成果が上がることを期待するものであり、
今後、議会はより一層厳しく評価すべきものではないかと考える。

ともあれ、先ず急がれるのは、職員個々の力量を把握する事、必要があればその能力を十分発揮できるように努める事が大事ではないか、と考えます。

「聖域なき行革」、市長自ら「逆行する聖域」を作ろうとしているのか?
賢い市長は、そんなことに批判が来る事は百も承知。
もっと大事なことは、「批判を承知で次の一手を考えて行動していく事です。」


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