☆ 5月3日 憲法の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
5月3日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
法律は国民自身のために
民主主義の政治のもとにおける法律は、国民お互いの暮らしを守り、それぞれの活動の成果を得やすくし、一人ひとりの幸せを生み高めていくところに、究極の目的なり存在意義があるのだと思います。いってみれば、国民が国民自身の幸せを実現していくためにみずから法律を制定する、というしくみになっているわけです。
したがって、国民お互いがこういう法律を軽視し、無視するような姿がかりにあるとするならば、それはいわば自分自身を軽んじ、自分の尊厳を失うことにも通じると思います。そのことをお互い国民は正しく認識しあい、法律を常に正しく守りあってゆくことが肝要だと思います。
【コラム】筆洗
2014年5月2日東京新聞TOKYOWeb
▼大掃除の真っ最中の旅籠(はたご)。主人が家宝にしているお神酒徳利(みきどっくり)がなくなりでもしたら大ごとだと、番頭が水がめに沈める。ところがそのことを番頭がすっかり失念したため、家宝がなくなったと大騒ぎに…
▼家に帰り、番頭はことの次第を思い出す。今さら真相を言い出すわけにもいかず、女房の入れ知恵で嘘(うそ)をつく。できもしない占いで家宝を見つけることにするのだ
▼算段はうまくいったが、その占いの力が見込まれて次なる騒動に巻き込まれる。落語の「お神酒徳利」は、不始末を嘘でしのごうとした男が、嘘に嘘を重ねる羽目に陥っていく噺(はなし)だ
▼不始末を、嘘でごまかす。そういう人間の業すら笑いで包み込むのが落語の妙味だが、現実に起きたこの話には、何ともやりきれぬ気持ちにさせられた
▼大手旅行会社の社員が、岐阜県の高校が遠足で使うバスの手配を忘れてしまった。不始末を隠すためにしたのは、生徒を装って自殺をほのめかす嘘の手紙を書くことだったという。嘘はばれ、学校が警察に被害届を出す騒ぎになった
▼「お神酒徳利」の番頭は嘘のため窮地に追い込まれるが、思いもよらぬ幸運に助けられ、ついに大金まで手にしてしまう。「そんなバカな」という噺なのだが、窮地に陥って思わず見当違いなことをしでかそうとする自分を押しとどめるのは、我が身を「そんなバカな!」と笑う力かもしれぬ。
☆ 今日も暑くなりそうです、水分補給をしましょう。
今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
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