☆ 5月6日
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5月6日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
派閥の活用
“派閥の解消”ということがよく問題にされる。しかし考えてみると、私は派閥というものはおよそ人間の集まるところ、どこにでもついてまわるものだと思う。派閥をつくるのはいわば人間の本能であって、いいとか悪いとかいう以前の問題ではないだろうか。
それならば、むしろ派閥を肯定した上で、これを活用していくことを考えてはどうか。つまり、各人がバラバラでいるよりもいくつかのグループになっていた方が、全体としてまとめやすく、より能率的に事が運べるわけである。
派閥は解消できない。むしろあっていい。大切なのは、派閥を真に生かす、心の高まりだと思うのである。
【コラム】筆洗
2014年5月5日東京新聞TOKYOWeb
▼「陽気なポリアンナの声なんて聞きたくもない」。米作曲家ジョージ・ガーシュインの「バット・ノット・フォー・ミー」は一九三〇年に発表されたジャズのスタンダード曲である。ポリアンナ。失恋を歌った詞に登場する、この人物は誰か
▼むしろ三十、四十代の女性の方がぴんとくるかもしれない。ポリアンナの物語は八〇年代後半にアニメーションになっている(「愛少女ポリアンナ物語」)
▼それより上の世代は村岡花子さんが訳した、米国の児童小説『少女パレアナ』(エレナ・ポーター作・角川文庫)の方になじみがあるか
▼モンゴメリの「赤毛のアン」やバーネットの「秘密の花園」と同じでこの女の子も孤児。気難しい叔母に引き取られた。物語が人気なのはパレアナが努力して続ける「喜びのゲーム」のおかげか
▼ルールは簡単。どんな嫌な出来事があっても、不満を口にしないで、喜びを発見すること。絵のない部屋をあてがわれても「窓からの景色が美しいので平気」。会いたかった人に会えなくても「会える楽しみが残っている」。こんな調子である
▼こどもの日である。子どもには人生は喜びであふれていると伝えたい。あの歌は、慰めはよしてという意味だが、子どもには前向きなポリアンナの声を聞かせたい。「喜びのゲーム」を。不満と憎悪ばかりの世の中を、いったい誰が生きたいと思うか。
昨日のカープ
カープVメール
5日マツダスタジアム、カープ5―2DeNA、勝ち投手バリントン4勝3敗、セーブ・ミコライオ10S 詳しくは中国新聞朝刊で
☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
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