☆ 5月22日(木)国際生物多様性の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆
5月22日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
感心する
同じように人の話を聞いても、「なかなかいいことを言うなあ」と感心する人もあれば、「なんだ、つまらない」と思う人もいる。どちらが好ましいかというと、もちろん話の内容にもよるだろうが、「いいなあ」と感じる人の方により多く、その聞いた話の内容から仕事に役立つような何かヒントを得て、新しい発想をするといったようなプラスの価値が生まれてくるだろう。ちょっとしたことだけれども、人生とか事業の成否のカギは、案外こうしたところにあるのではないかと思う。人の意見を聞いて、それに流されてはいけないが、お互いにまず誰の意見にも感心し学び合うという柔軟な心を養い高めていきたいものである。
【コラム】筆洗
2014年5月21日 東京新聞TOKYOWeb
▼幸せなら手をたたこう」の発売は一九六四(昭和三十九)年五月。半世紀である。坂本九さんが歌い、ヒットした。小学校の遠足でも、よく歌われていた。「手をたたこう」の歌声に続いて「ぱん、ぱん」と手拍子を入れるのが「決まり」である
▼この歌に関係するちょっとした事件があった。昭和四十年代の話。泥棒が家へ忍びこんだ。家人に見つからないよう隠れていたところ、テレビから九ちゃんの歌が聞こえてきた。「たたこう」の声に思わず、「ぱん、ぱん」と手をたたき、御用になったという
▼立川談志さんが『現代落語論』の中で実話として紹介している。「世知辛い世の中にこんな間が抜けた楽しい奴(やつ)はまたとない」
▼同じ、自分の「失敗」でばれてしまった話でもPC遠隔操作事件の方は笑えない。「真犯人」のメールを発信したのは無実を訴えていた片山被告。これでは言い逃れはできず「投了」となったか。スマートフォンを埋めた「穴」は文字通りの「墓穴」である
▼心にやましさを隠した人は偽装に走る。悪事が露見しないか。もっと上手にごまかす方法はないか。ところが、ごまかせば、ごまかすほど、話はいびつになる。悪事はやっぱり発覚するのである
▼偽装について母親を心配させたくなかったというが、考え違いで、母を思えば、早く真実を告白すべきだった。親孝行の「決まり」である。
☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆
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