12月6日(火)に第一種衛生管理者試験というのを
受験しに行って来ました。
これからこの試験を受ける方のために少しでも参考にでも
なればうれしいです。
場所は千葉県は五井の駅で下車、そこからおよそ8キロばかり
山の上の方にある関東安全衛生技術センターが試験場です。
駅からセンター行きの専用バスが出ています。
400円で駅からセンターまで約20分くらい。
途中で止まりません。もうギュウギュウ詰めの満員でした。
立ちっぱなしで汗はかくし、一台待って座って行けば良かった
くらいです。
試験開始は午後1時半からでしたので、余裕を持って早目の到着を
目指し正午前には五井の駅に到着。
12時から1時の間に7本くらいのバスがセンターに出るらしい
のですが、ほとんど満員になってからの出発です。
ここには公認の乗り合いタクシーもありますがこの場合は
ひとり600円払います。
バスより200円割高になりますけどグループで受験される
ひとには混んだバスより良いかも知れません。
ここの受験場は何年か前にボイラーの試験を受けに来たこと
があります。その時はこんな辺鄙なところに二度と来るもんか、
なんて思ったのですが、まさかまた来ることになるとは予想だに
しませんでした。当時のタクシーの相乗りは500円だったような
記憶があります。
そもそも、この衛生管理者というのは、50人以上の労働者が
いる事業場では、例外なくこの資格を持っている人間を選任し
ておくことになっていまして、事業場の衛生環境やら、労働者
の健康を害する要素やら、衛生に係わる管理事項をチェックさ
せることなっているんです。
これは安衛法により義務づけられています。で、その試験を
受けるためには五井の試験場まで行かなきゃならないので、
ノコノコと受験しに寒い中を出かけて行った、てワケでした。
この日はホント寒かったです。
こんな辺鄙なところまで来るのですから是非とも一発合格しないと。
因みに衛生管理者には一種と二種があり、その区別は二種は
有害業務を除くもので、例えば、有機溶剤を扱う事業とか
特定化学物質を扱う事業とか、乱暴に言えば危険っぽい業務で
有害なものである工業的業種、こういうのは二種には該当しない
んです。事務職みたいな非工業的業種のみです。
で、一種は当然有害業務を含む全ての業種が対象となるん
ですが、どうせ受験するなら一種にしちまえ、という単純な
理由で一種を選んだのでした。
因みに受験資格は実務経験が必要になります。
会社で実務証明書を作成してもらうことが必要です。
通常この試験はセンターで月二回くらい行われていますが、
年に一回か二回、センターの出張試験というのがあります。
都内で行われることもありますので詳細は問い合わせて
見て下さい。五井まで出かけなくて済みます。
私の場合、一ヶ月後の試験を対象として申し込んだら、
定員に達していたためその後の試験に延ばされてしまい、
結果的に一ヶ月半の準備期間になりました。
その間海外旅行がありましたので結局正味一ヶ月てところ
でしょうか。
無論飛行機に問題集を持ち込んだのは言うまでもありません。。
こういう受験票が届きます。
テープで隠してあるところは生年月日が書いてある!
50名以上の労働者がいるあらゆる事業が対象ですので、
こういう意味ではボイラーや冷凍機の資格よりも一般的で
かつ実務的な資格かも知れません。
女性の受験者がいるのもこういったことからではない
でしょうか。
何百人、何千人という会社になると人数に応じて複数の
衛生管理者を置かなくてなりませんし、会社命令で受験し
に来る女性の方もおられるようです。
決して難しい試験だとは思いませんが、かと言ってそれほど
優しい試験でもありません。
生半可な気持ちで勉強するとやはり落とされます。
私メの場合は、会社命令でも何でもなく知り合いのひとが
この資格を持っていたため、マネして取ってみよう、
と思ったしだいです。それで受験を申し込みそれから
参考書を買ってあわてて勉強を始めたのがおよそ一月半前でした。
初めのうちはピンと来ないことばかりでしたが、
勉強していくうちに段々中身が見えて来て、衛生管理者の
仕事と目的の全体像が描ける頃には練習問題の8割程度は
答えられるようになっていました。
やはりひとつには慣れです。イメージが沸かないと勉強の
理解度がなかなか得られませんが、実体が解らなくても
答えられるようにはなるものです。
私メはたまたま過去に特定化学物質等作業主任者の講習を
受けていたこともあり、有害業務についてはかなり楽に
勉強が進みました。ただ暗記だけすれば良い、だけになった
のは大いに助かりました。
勉強はほとんど外です。家ではたまにしか勉強しませんでした。
土曜出社の帰りにちょっと図書館でとか、喫茶店で本を開いて、
とか。後は昼休みです。
参考書で一通り勉強しアウトラインをつかんですぐに問題集を
やりました。何回やっても間違えない問題を飛ばし、出来ない
問題だけを集中的にやりました。答えられるようになった
問題はまた切り捨てて、それでもまだ間違える問題をピック
アップ。こうやってどんどん答えられない可能性を低くして行き、
80%以上の正解率を目指していきました。
受験直前には95%近くまで正解できるようになり、
問題集をここでいったん切り上げ、絶対覚えておかなくては
いけないアイテムのみの再確認の作業をして仕上げました。
後はウエブ上で試験に関する情報を仕入れましたが、
試験問題の傾向を知る上でこれは結構役に立ちました。
計算問題は出ても3題くらいです。各分野40点以上、
全体で60点以上取れば合格とされていますから、
思い切って合格点を目的とする勉強にしたので気は楽でした。
100点を目指す勉強をすると気が重いですから。
ウエブ上では、一発合格は少ない、とか言っているムキも
ありますが決してそんなことはないと思います。過
去の合格率も平均40%から50%くらいですから、
つまり二人に一人は受かる、ということになります。
通信教育とかやっているところもありますけど安くは
ないですし、一ヶ月もあれば単独で勉強しても、一日
一時間少々で合格のレベルには届く程度の資格試験だと
思いますけど。危険物の乙4と同じくらいですかねえ、
レベル的には。
この程度の受験体験記ですが、これから受験される方の
お役に立てれば幸いです。
結果ですか? はい、合格でした。
受験しに行って来ました。
これからこの試験を受ける方のために少しでも参考にでも
なればうれしいです。
場所は千葉県は五井の駅で下車、そこからおよそ8キロばかり
山の上の方にある関東安全衛生技術センターが試験場です。
駅からセンター行きの専用バスが出ています。
400円で駅からセンターまで約20分くらい。
途中で止まりません。もうギュウギュウ詰めの満員でした。
立ちっぱなしで汗はかくし、一台待って座って行けば良かった
くらいです。
試験開始は午後1時半からでしたので、余裕を持って早目の到着を
目指し正午前には五井の駅に到着。
12時から1時の間に7本くらいのバスがセンターに出るらしい
のですが、ほとんど満員になってからの出発です。
ここには公認の乗り合いタクシーもありますがこの場合は
ひとり600円払います。
バスより200円割高になりますけどグループで受験される
ひとには混んだバスより良いかも知れません。
ここの受験場は何年か前にボイラーの試験を受けに来たこと
があります。その時はこんな辺鄙なところに二度と来るもんか、
なんて思ったのですが、まさかまた来ることになるとは予想だに
しませんでした。当時のタクシーの相乗りは500円だったような
記憶があります。
そもそも、この衛生管理者というのは、50人以上の労働者が
いる事業場では、例外なくこの資格を持っている人間を選任し
ておくことになっていまして、事業場の衛生環境やら、労働者
の健康を害する要素やら、衛生に係わる管理事項をチェックさ
せることなっているんです。
これは安衛法により義務づけられています。で、その試験を
受けるためには五井の試験場まで行かなきゃならないので、
ノコノコと受験しに寒い中を出かけて行った、てワケでした。
この日はホント寒かったです。
こんな辺鄙なところまで来るのですから是非とも一発合格しないと。
因みに衛生管理者には一種と二種があり、その区別は二種は
有害業務を除くもので、例えば、有機溶剤を扱う事業とか
特定化学物質を扱う事業とか、乱暴に言えば危険っぽい業務で
有害なものである工業的業種、こういうのは二種には該当しない
んです。事務職みたいな非工業的業種のみです。
で、一種は当然有害業務を含む全ての業種が対象となるん
ですが、どうせ受験するなら一種にしちまえ、という単純な
理由で一種を選んだのでした。
因みに受験資格は実務経験が必要になります。
会社で実務証明書を作成してもらうことが必要です。
通常この試験はセンターで月二回くらい行われていますが、
年に一回か二回、センターの出張試験というのがあります。
都内で行われることもありますので詳細は問い合わせて
見て下さい。五井まで出かけなくて済みます。
私の場合、一ヶ月後の試験を対象として申し込んだら、
定員に達していたためその後の試験に延ばされてしまい、
結果的に一ヶ月半の準備期間になりました。
その間海外旅行がありましたので結局正味一ヶ月てところ
でしょうか。
無論飛行機に問題集を持ち込んだのは言うまでもありません。。
こういう受験票が届きます。
テープで隠してあるところは生年月日が書いてある!
50名以上の労働者がいるあらゆる事業が対象ですので、
こういう意味ではボイラーや冷凍機の資格よりも一般的で
かつ実務的な資格かも知れません。
女性の受験者がいるのもこういったことからではない
でしょうか。
何百人、何千人という会社になると人数に応じて複数の
衛生管理者を置かなくてなりませんし、会社命令で受験し
に来る女性の方もおられるようです。
決して難しい試験だとは思いませんが、かと言ってそれほど
優しい試験でもありません。
生半可な気持ちで勉強するとやはり落とされます。
私メの場合は、会社命令でも何でもなく知り合いのひとが
この資格を持っていたため、マネして取ってみよう、
と思ったしだいです。それで受験を申し込みそれから
参考書を買ってあわてて勉強を始めたのがおよそ一月半前でした。
初めのうちはピンと来ないことばかりでしたが、
勉強していくうちに段々中身が見えて来て、衛生管理者の
仕事と目的の全体像が描ける頃には練習問題の8割程度は
答えられるようになっていました。
やはりひとつには慣れです。イメージが沸かないと勉強の
理解度がなかなか得られませんが、実体が解らなくても
答えられるようにはなるものです。
私メはたまたま過去に特定化学物質等作業主任者の講習を
受けていたこともあり、有害業務についてはかなり楽に
勉強が進みました。ただ暗記だけすれば良い、だけになった
のは大いに助かりました。
勉強はほとんど外です。家ではたまにしか勉強しませんでした。
土曜出社の帰りにちょっと図書館でとか、喫茶店で本を開いて、
とか。後は昼休みです。
参考書で一通り勉強しアウトラインをつかんですぐに問題集を
やりました。何回やっても間違えない問題を飛ばし、出来ない
問題だけを集中的にやりました。答えられるようになった
問題はまた切り捨てて、それでもまだ間違える問題をピック
アップ。こうやってどんどん答えられない可能性を低くして行き、
80%以上の正解率を目指していきました。
受験直前には95%近くまで正解できるようになり、
問題集をここでいったん切り上げ、絶対覚えておかなくては
いけないアイテムのみの再確認の作業をして仕上げました。
後はウエブ上で試験に関する情報を仕入れましたが、
試験問題の傾向を知る上でこれは結構役に立ちました。
計算問題は出ても3題くらいです。各分野40点以上、
全体で60点以上取れば合格とされていますから、
思い切って合格点を目的とする勉強にしたので気は楽でした。
100点を目指す勉強をすると気が重いですから。
ウエブ上では、一発合格は少ない、とか言っているムキも
ありますが決してそんなことはないと思います。過
去の合格率も平均40%から50%くらいですから、
つまり二人に一人は受かる、ということになります。
通信教育とかやっているところもありますけど安くは
ないですし、一ヶ月もあれば単独で勉強しても、一日
一時間少々で合格のレベルには届く程度の資格試験だと
思いますけど。危険物の乙4と同じくらいですかねえ、
レベル的には。
この程度の受験体験記ですが、これから受験される方の
お役に立てれば幸いです。
結果ですか? はい、合格でした。
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