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日本橋人形町あたりーその弐

2008-06-25 12:54:30 | 江戸由縁東京旧聞
行列ができるたい焼き屋柳家さん。いつも並んでいます。

日本橋人形町はかつては日本橋区でした。
それが区政改正で中央区となりましたが、由緒ある日本橋の
名前が町名から消えるのを惜しみ、中央区の後に日本橋の字を
残してあります。江東区もそうです。深川区だったのが江東区
となり、江東区深川XX町、としばらくの間は呼ばれていました。
今は江東区の代わりに、深川と言うひとはある一定以上の年齢
で、若いひとは江東区と言うようです。

やはり由緒ある地名というのが変わることには抵抗があります。
昔からの町名というのは歴史とも関係があるので残しておくべき
だとは思いますが。所縁ある古い地名が消えていくのは残念です。
黒門町とか、麻布市兵衛町とか、今や田村町や霞町もないようで
東京の昔の町名がないのは寂しいかぎり。

築地のそばに京橋郵便局があります。なんで京橋から離れた
ところで京橋郵便局なんだろう、と考えますが、あの辺はかつて
は京橋区だったので、その名残りではないでしょうか。

さて、人形町といえば甘酒横丁です。



交差点の信号もちゃんと甘酒横丁と。



人形町通りの時計



甘酒横丁の交差点にありますがいつも自転車で埋もれてます。

交差点の角にあるのが京菓子の玉英堂さん。老舗です。

この甘酒横丁の一方通行を逆らって明治座方面へ歩いて行き
ます。すぐ左手にあるのがお茶の森乃園。ほうじ茶の香ばしい
香りがいつも漂います。並んでお豆腐の双葉。ここで甘酒を飲む
ことができます。

その先の角が、岩井つづら店。

注文しても出来上がるのはずっと先の話で、予約がずっと先
までいっぱいです。さらに三味線のばち英さんと続きます。
江戸情緒たっぷりですね。




反対側にあるのが行列のできるたい焼きの柳家。
アンがいっぱい入っていて、いつもたい焼きを買い求める
ひとでいっぱいです。冬場でも外で順番を待っています。
寒いんですよ。真冬はこれが。

人形町について詳しくはこちら地元商店街のHPもどうぞ。

ちょっとここでまた甘酒横丁と人形町通りの交差点に戻り
ます。鶏料理の玉ひでのとなりにあるのが喫茶去快生軒。
ここも老舗。大正八年創業の字が見えます。店のモットーは

いい街にはいい喫茶店がある
いい喫茶店のある町はいい街である

朝早くから開けて夕方過ぎには閉めていた。開けるのも早け
れば閉店も早い。現在もそうだろうか。

玉ひでとの境にガラス窓があり、その狭い空間に生きている鶏
が数羽いて玉ひでのディスプレーだったがまだあるかなあ。
見落としてしまった。



この界隈は簡単には書ききれません。老舗、名店がいっぱい。
水天宮にお参りに来るひとや、甘酒横丁を通り明治座に
観劇に行くひとたちが溢れて、いつも人通りが絶えません。

最後に水天宮交差点に近いところにある甘味処さんを。



天保八年創業初音。テレビなどでもよく紹介されています。

歩き疲れた後に甘いモノなどよろしいのでは?










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