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MICHAEL CONNELLYの新作 ECHO PARK

2007-04-12 07:05:22 | MICHAEL CONNELLY
丸の内のオアゾ丸善の洋書コーナーへ顔を出したら、MICHAEL CONNELLY
の新作 ECHO PARK が NEW ARRIVALコーナーに並んでいたので、早速
買って来ました。

HARRY BOSCH というのはLAPDの殺人課の刑事で、 このシリーズだけで10
冊以上も出版されている息の長いベストセラーです。この本は去年の10月に
発売されペーパーバックになったのはつい最近のことです。シリーズものなので
過去の登場人物が良く出て来ますが、今回はFBI AGENT で HARRYの
ONE TIME LOVERだったRACHEL WALLINGがまた登場してきます。

待ってました、というところです。やっと出てきてくれましたか、RACHEL姉
御。今回も HARRY に事件解決のための貴重なヒントを与える役を担って
います。前回二人は連続殺人犯のTHE POETを捕らえるため、捜査陣の
方針に逆らってまで協力しあい、生命を賭して解決した間柄だったので、二
人が久しぶりで再開するシーンのHARRYの心理が興味深くニヤリとさせら
れます。

この二人のいきさつについては前のシリーズを読んだほうが分かり易いです。
THE NARROWS を読んでからこの本に入ると味わいの深みが増します。

今回の事件は、1993年にある行方不明者を追っていたHARRYはこの事件の
糸口をつかめず未解決にしたままにしておいた、ところが、ある連続殺人犯が
この未解決の事件にも関与していると言い、自白するから司法取引で減刑を
しろと要求。HARRYは犯人に会いに行くことなる、という内容で、話が進行し
て行きます。

あの時解決の鍵を見落としていなかったか。なぜ犯人を割り出せなかったか。
何か見落としていなかったか。そうすれば、その後の連続殺人は防げたかも
知れないとの自責の念を抱きながら。

HARRYが13年間探していた行方不明者は結局殺され埋められていたの
です。犯人と共に捜査当局が現場検証に向かいますが、そこで予想もしなか
たことがおきてしまうのでした。

さて、それからどうなるのかは後のお楽しみです。

買って来てまだ2日だと言うのに、もう三分の一も読んでしまった!
少しスローダウンして読まないと。HARRY BOSCHのシリーズはグイグイと
引っ張り込まれるので、ついつい感情移入して読書に時間を割いてしまいます。

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