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三日月神殿を走り抜けると、突然古代遺跡が目の前に現れた。守護者を名乗る兵士が襲ってきた。
周辺にいた敵をなんとか倒し、崩れかけた、しかしいまだそこにある古代遺跡を見上げた。すぐそこは砂漠だというのに、こんなところに古代人は何を作っていたというのか。
踵を返し、いま一度ワラゴンが跋扈する細道を抜けて岩石警戒所に戻り、バルハン関所とバシム族の仲を取り持ち、砂漠ナーガの勢力内で立ち往生した別働隊を助けた。
賞金のかかったカドリー信徒を討伐した。軍の主力が来るまでの時間稼ぎとして、砂漠ナーガを討伐した。そうしてたどり着いた、シャカトゥ。バルハン王子の捜し物がここにあると言われてやってきたのだが、シャカトゥは「私が欲しいものを持ってきたら、あなたの探しているものの情報を教えます」と、ガハーズ盗賊団に潜入しろと言ってきた。
黒龍を呼び出して、なにやら大それたことを計画しているようだった。先に潜入していた人間とも連絡を取り、とにかく盗賊団の計画を壊さなければならない。
がしかし。
ガハーズの影と名乗る、魔法も使う剣士が手強かった。こちらの攻撃をものともせず、硬軟剛柔織り交ぜて私を翻弄してくる。攻撃そのものも苛烈だった。
黒龍たちの言葉を聞こうにも、このガハーズの影が執拗に邪魔をする。なんとか退け、首領に対面するところまでこぎ着けた。
結局のところ、シャカトゥからは何の情報も無かった。
砂漠横断の指南を受けて、バレンシアに到着。バレンシア王と二人の王子と一人の姫、のんだくれた湖管理人といけすかない占い師兼材料商人、そして、亡くなってしまった賢妃。
王子の捜し物はバレンシア王の捜し物らしく、バレンシア城へ行くように言われる。そこには秘密守護団のエダンとラフィーネもいた。しかしオーウェンの姿はなかった。
城の横穴から地下空間へ入っていった。トーチを持った兵士が要所に立っていた。いくら仕事とは言え、よく続くものだ。
縦穴を落ちる感覚というものは、何度やっても慣れないものだ。まして、なんとか遺跡の上に着地することができたからいいものの、文字通り、一歩間違えばそのまま地底に激突するところだ。早急にはしごなりをつけた方がいい。
そして現れたのは、古代遺跡群。今までの旅の中でも目にしてきた、特徴のある文様と形状。頭の奥で、何かがうずいた。
いくつかの依頼をこなし、バレンシア王からアクマンという存在を知らされた。この、アクマンを探す旅は骨が折れた。何人かに聞いて場所の当たりをつけていたが、なかなか見つけ出すことができなかった。
アクマンのアトサに会えたのは、出発して二日後だった。
私の闇の精霊に非常に興味を持ったようで、私が懐疑的になるほどこちらに好意的だった。ただ、必要な素材があるのと、私に資格があるのかを確認するために、三日月神殿に行くことを条件に出してきた。
そうして、アトサに合格の言葉を言わせたあと、私は、自分が目にした光景をおそらく一生忘れないだろう。
アクマンの南側の断崖に、それは居た。
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はい、黒い砂漠日記です。このゲーム、ちょいちょい「ファッ!?」的なことをしれっと挟んでくるので油断も隙もありゃしない。
本当はこの生命体は3体いるのですが、もう1体はなぜかキャプチャできずじまいでした。
この段階のバレンシアのシナリオは、過去につながる重要なものなはずですが、いまいち自キャラとの関わりが明確でなく、不完全燃焼気味。あとで伏線が回収されることを期待しますョ。
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