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五十路男の独り言集。
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スマホの有効活用(?) Panasonic VE-GDW54 とスマホ連携の話

2016年11月06日 13時20分59秒 | スマホ/モバイル

きっかけは、離れて暮らす親からの電話です。なぜか知りませんが、必ず固定電話にかけてきます。本人たちはケータイからかけてきますが、家族割りだかなんだかで登録してある番号にはタダでかけられるという。

で、やれプリンタが動かないとかインターネットにつながらないとか、セッティングした手前アフターサービスとしてサポートセンターのまねごとをしてますが、手元の環境で再現しながらでないとわからないこともあったりして、

ヘッドセットが欲しい!

と思ったのです。

理想は、固定電話の着信をヘッドセットで受けて、本職のサポートセンターよろしく対応できればよかったのですが、固定電話の回線を直接bluetoothにとばすユニットは、10年ぐらい前に発売された後下火になってしまって、現在は高価なものしか残っていないようです(調べた限りではおおよそ2万円超えるぐらいのユニット)。



で、bluetooth対応の電話機を探しているときに、Panasonicの電話でそれっぽいことができることに気づきました

http://panasonic.jp/phone/gdw54/

つまり、固定電話をスマホに飛ばしてbluetoothヘッドセットで通話すればいんじゃね? みたいな。

そもそも使っていた電話機もいまいち使い勝手が悪かったこともあって(確か3000円ぐらいで購入したもの)、気づいたらヨドバシでレジに並んでいたという…。ちなみに子機なしタイプを買いました。



電話の設置には何ら難しいことはなく、電話回線とアダプタをつなぐだけで開通。あとはネットワークの設定ですが、このGDW54はWi-Fi経由でスマホにつながるので、Wi-Fiが必須。でなければ文字通り固定電話回線を携帯電話回線に「転送」してスマホで受けることになるようです(転送電話の契約が必要らしい)。

ワタクシは外出先で固定電話を受けるつもりはまっっっったくないので、Wi-Fi経由でおk。というか、使っていないスマホを使うつもり(ややこしい)なので。freetelのSAMURAI MIYABIと実験用にdocomo SH-07D。

スマホに専用のアプリをダウンロードして設定。親機(電話機)のMACアドレスとかIPアドレスとかの設定があるので、その辺の知識がないとちょっと戸惑うかもしれませんが、ほんのちょっとなので。

ワタクシはあえてIPアドレスはStatic(手動)で設定しました。いや、DHCP(自動割り当て)でもいいんですけどね。スマホのアプリから親機のMACアドレスを選んで親機設定をして終了。

ひとまずこの状態で発信も着信もOK。



ところがどっこい。

スマホが原因かアプリの完成度が低いのか…気になったマズい点は主に3つ。

■待ち受けで画面がスリープになった後、Wi-Fi接続が解除されたときに、親機との再接続が「できない」ことが多い。スリープ中でもWi-Fi接続を切らない設定にしていても、親機との接続が切れた後の再接続がままならない

■同じく、着信したときに画面が起ち上がらないことがある。そういう時はたいてい親機との接続が切れている

■着信中にbluetoothのヘッドセットJabra Classisで応答しようとしても、ヘッドセットのボタン操作を受け付けない。故に、ヘッドセットを接続してスマホの画面で応答ボタンの押してようやくヘッドセットでの通話が可能になる

1つめはもう運用上の致命的エラーといっても過言ではないでしょう。親機との接続が切れることはどうしても起こりえる問題だと思います。回線が混線したり出力が弱かったりするリスクは頻繁に起こりえるわけで。ただそれをリカバーするのがアプリの役割のはずですが、ここがうまくいかないのはどうなんでしょうか。もちろん環境に左右されるので、問題なく使えている方もいらっしゃるとは思いますが、GooglePlayでの評価を見ると、同じような発言が目立っているように感じます。

個人的な体感ですが、ネットワーク全体の接続に変更があったとき(パソコンを立ち上げたとか、スマホをWi-Fiに切り替えたとか)なんかに高確率で親機と切断されるように思います。気のせいかなぁ…。

2つめは1つめの問題がクリアされれば自ずと解決するでしょう。

3つめはタイミングの問題なので、慣れればクリアできますが、そもそも外部機器の操作を受け付けいないという時点で疑問符が浮かびます。まあこれも環境に左右されることかもしれませんね。対応するスマホはあくまで大手キャリア発売のものですので、それ以外のスマホを使っている時点でリスクは高まるわけですが、そもそもこの対応というのもアプリ動作の対応の意味合いが強いわけで、メーカーとしてはそれ以上の「確実な動作保証」はなかなかしづらい部分もあるのでしょうね。使い方は人それぞれ千差万別ですから。

ちなみにこの対応リストに入っていたSH-07Dは正直使い物になりませんでした。どんなに設定を変えても長時間のスリープで親機との接続が解除され、再接続しようしてもたっぷり時間を使う感じでした。この辺はもうスマホのスペックによりけりなんでしょう…。

Android端末では、あることをすると開発者モードが使用可能になるので、充電中はスリープにしない設定にして、充電ケーブルをつなぎっぱなしにしておいて、ヘッドセット運用をしやすくする、などの回避策はネットに転がっていました。みなさんいろいろ工夫して使っているようですね。



当初描いていた使い方からはそれてしまいましたが、しばらくはこのままでいこうかなと思います~。



怖いのは。

Wi-Fi接続してるので、固定電話がハックされて電話帳とかが引っこ抜かれないかなー、なんて(ハハハハハ…汗


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