のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

黒い砂漠日記 ~伝言ゲーム

2023年02月05日 22時38分41秒 | ゲーム

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ブラックスターソードの強化。何度となく繰りかえしてきた装備の強化だが、ことブラックスター装備は強化が難しいことで有名だ。

しばらく前に、ドーリン・モルグリムに素材を渡して、ブラックスターソードを作ってもらったが、いわゆる真IVランクまでは強化できた。もっとも、何度も失敗したし散財したし、一時はやる気をなくして放置していたこともある。

そんな時、レアアイテムである「Jの愚直なハンマー」が手に入った。クロン石と同じく、強化ランクが下がりにくい魔法的効果があるが、さらに、シビアな強化の作業に耐えうる「幸運」効果があるというものだ。以前も何度か手に入れては強化に使ったこともあるが、体感では5回のうち3回は失敗しているように思う。

 

たまたま立ち寄った知恵の古木で、アンベリフから李鈴麗からの伝言を聞いた。スキルに関して助言をもらおうと、いつもの恐竜型の巨木を登った時だ。レモリアの実質的な総指揮官に個人的な伝言を頼むとは。おかげでアンベリフからは、カーマスリブの英雄たちのお役に立てて何よりです、と苦笑いされてしまった。

伝言の内容自体はたいしたことではなかった。とある製作物の素材を集めているから、協力してほしいと言うことだった。そのかわり、彼女も私の頼みを聞いてくれるという。

バルタラの天眼あるいはバルタラの追憶を集めているようだ。これは私でも知っている。彼女はどうやら、無限に湧き出る精霊水を作る気のようだ。

そこで私は、しばらく知恵の古木に滞在し、彼女に協力することにした。そして、Jハンマーとブラックスターソードを渡して強化を頼むことにした。なんとなく、彼女なら強化を成功させてくれるだろうという予感があった。

アンベリフに、改めて頭を下げながら、私からも李麗鈴に伝言を頼んでおいた。倉庫に剣とアイテムを入れておくから強化をよろしく、と。そしてニヤリと笑って見せた。

アンベリフは、それこそハトが豆鉄砲を食らったような顔になり、ついで声を立てて笑い出した。いつもの彼女からは想像できないほど口を大きく開けて笑っていたが、日の光に彼女の流れるような金髪が光って、それはもう、魅力的だった。

 

2週間ほどたったころ、倉庫番ルーメンに、ちょっとお話が、と耳打ちされた。その時少し薄暗い屋内には他の冒険者の気配はなく、常駐しているレモリア警備隊の面々が、ゆるゆると過ごしていた。

正直私は、ペリカペリナの血で汚れた装備や衣服を早く洗いたかったのだが、ぴんとひらめくものがあったので、渋面を作りそうになっていた顔の筋肉を無理矢理押さえ込んだ。

李麗鈴からの伝言だった。なんでも、古代の天眼が手に入り、追憶もある程度目途が立ったので、私を解放すると言うことだった。また、ブラックスターソードの強化も成功したので、倉庫から取り出すように、とのことだった。

しかし私は少し複雑な気持ちになった。結局、私の残した結果は、バルタラの追憶をいくつか集めただけだし、ブラックスターソードの強化も彼女が成功させたわけで、、私は何も力になれていないように感じたからだ。

そんな気持ちが顔に出ていたのだろうか、ルーメンはやや心配そうに、もう一つ伝言があると言った。曰く、
ナクの慰めも集めてくれてありがとう、だそうだ。

今度こそ私の顔は、渋面を作っていた。

そう、私はペリカペリナの狩りの合間に、マンシャウム族とも戦って、ナクの慰めというレアアイテムも収集していたのだ。精霊水を作るにはバルタラの天眼だけでは素材が足りず、必ず次の素材集めも必要になるだろうと考えて、ルーメンに頼んで倉庫の隅にナクの慰めを置いてもらっていたのだ。気づかれていたのか。

ちらのルーメンを見ると、目を伏せゆっくりと首を横に振った。

もう、李麗鈴には頭が上がらないだろう。おそらく彼女は、そんなことは気にするな、といつもの少し困ったようなな表情のまま軽くうなずくだけだろう。だからこそ、頭が上がらなくなるのだ。ちくしょうめ。

私は深く静かに息を吐き出し、差し出されたブラックスターソードをつかみ、鞘から剣を抜いて見せた。

この剣を真Vにしてくれてありがとう。李麗鈴にそう伝えてくれるよう、ルーメンに頼んだ。

黒赤く揺らめく剣が、やけに重かった。

 


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はい、黒い砂漠日記です。お久しぶりです。

何でこんなに時間が空いたかというと、まあ上記のように、無限POTオウダーの精霊水の素材集めをずっとやってたからです。まあその他ゲーム以外でもネタになるようなことが(ネタとして書けることが)あまりなく(いや全くなかったわけではありませんが)、ほったらかしになっていました。

伝承ラン作ったり覚醒ツバキ作ったりして、覚醒ツバキはトシュラ廃墟でカツバリアクの猛毒集めに勤しんでおります。まあこれも、60個溜まったぐらいで、古代のマクタナンの毒腺がドロップしたので、ナバン草原にシフトしたわけですが、とりあえず、カツバリアクの猛毒とバルタラの追憶は100個集めるまで通うつもりです。

あと、ガーモスの鱗の化石はすでに100個以上あり、揺れる大地の欠片は、すでに60個ぐらい持っていて、ナクの慰め集めで同程度ドロップするので、ネックになるのはナクの慰め集めでしょうか。まだしばらくは、素材集めに集中することになります。

ブラックスター装備も、真IVまではなんとか自力(クロン石付き)でやっていますが、真Vはクロン石が潤沢にあるかJハンマーがないとやる気になれません。ほかボス装備も真IVで止まっているものもあるので、スタック貯めが大変です。記憶の破片も枯渇気味なので、他のプレイヤーの方たちはどうやりくりしているのか、ホント不思議です(´・ω・`)

 



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