いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

コルグ SV-1 その1

2010年03月03日 | 音楽日記
 去年の暮れに買った KORGのSV-1 73Keyモデルです。

 何回かに分けて使い勝手などをレポートしていきたいと思います。
 購入を考えている人の参考になれば、と思います。


 最近は、NORDというイタリアのメーカーの赤いシンセが、
 よくプロのステージでは使われていますが、
 ある意味、流行の赤を使った73Keyのデザインにまずひかれました。
(88Key モデルは渋く、茶色です)


 つまみやボタン類は、レトロ感があります。
 ちょっと、ウーリッツァーを意識してるかな?
(ウーリッツァーは、カーペンターズやダニー・ハザウェイが使ったのが有名な70年代のエレキピアノです)


 ウリの音色は、やはりエレピのようで、

「最大7段階レベルの打鍵サンプリング」

 というこだわりよう。
 ピアノのサンプリングでも3段階、あるいは、こだわったもので4段階ぐらい
 エレピなら普通2段階ぐらいじゃないでしょうか?
 いかにこだわっているかわかりますね。

 果たして、7段階の効果はあるのか?
 正直、パッと弾いた感じ、それほどの違いは感じられないかな~

 ピアノ系は、いかにもKORGっていう音。
 ちょっと、クセがあるので、個人的にはヤマハのピアノが好きなんですが、
 先日テレビに出た時の録画で聴いたら、普通にいい感じで鳴ってました。


 もうひとつのポイントは、左側に燦然と光る真空管ですね。

 真空管を通すと、モノラルになります。
 そのせいか、レンジも狭くなったように聞こえます。
 その分、音も分厚くなるのでしょうが、
 まだあまり試してないので、また後日レポートします。


 とにかく、個人的にデザインが気に入ったのと、
 17.5kgというシンセ並の重量、
 61鍵のケースにも入るコンパクトさ、
 この辺が、購入の理由でしょうか。


 使っていて困る部分は、
 プログラムチェンジのスイッチの角度が結構あるので、
 黒鍵を弾いたとき、つい押してしまうことがあります。


 次回は、さらに細かい部分を書いていきたいと思います。



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